自分の仕事は新3K!?新3Kの会社に入社した場合の対処法3選

3Kという言葉をご存じですか?従来の3Kは「きつい」、「汚い」、「危険」の頭文字をとって3Kと称し、主にガテン系の仕事を表す言葉でホワイトカラーの業種において3Kとは無縁でした。

しかし、ワークライフバランスが叫ばれるようになり、ホワイトカラーの仕事においても、3Kに匹敵するような厳しい職場環境が浮き彫りになってきました。

では、その新3Kとは、どういった職場なのか、もし就職した会社が新3Kに該当する場合、どのように対応すればいいのか現役転職エージェント勤務の筆者が解説をいたします。

新3Kとは?

まずは、新3Kとはどういったものなのかを説明いたします。

具体的には以下のような職場環境の会社を新3Kと称しています。

  • きつい
  • 帰れない
  • 給料が安い
  • 厳しい

あれ、3つじゃないの??と思ったかもしれませんが、実は新3Kに旧来からある3Kと異なり、明確な定義がある訳ではありません。上記のうちの3つが揃っていれば新3Kに該当すると考えてください。

つまり、ブラック企業であれば、ガテン系の仕事とは性質が異なるけれど、働く上でしんどい点が揃っており、それを旧来からある3Kに似ているから新3Kと誰かが名付けたくらいの認識を持ってもらえればいいです。

ブラック企業=新3K環境だと考えてください。

新3Kの会社に入社した場合の対処法3選

では、新3Kが揃った、いわゆるブラック企業に入社してしまった場合はどうやって対処すればいいのかを解説します。

その会社で働き続けるメリットを考察する

筆者はかつて約4年程度9時-22時の勤務が当たり前で、安月給できついノルマが課せられた会社で働いていたことがあります。

もう2度とあの環境下で働きたいとは微塵たりとも思いませんが、あの地獄のような経験は間違いなく筆者の血肉となり現在に生きています。

はっきり言って新3Kの揃ったブラック企業で仕事をすることは、精神的、肉体的に良いことだとは全く思いません。

しかし、ブラック企業のような厳しい仕事環境で成果を追い求めて働くことで自身の仕事能力は格段に上がりましたし、何より鋼(はがね)のような精神が磨きあがったという自負があります。

新3Kの職場環境で何となく働くことのメリットははっきり言ってありません。ただ、その業界で生きていきたい、その会社で働くことで自分のスキル面、精神面を磨き上げたいなら働くメリットは十分にあります。

精神的、肉体的に辛い中で達観した考えを持つことは難しいかもしれませんが、今新3Kの労働環境で自分が頑張って最終的に得するのかどうか、冷静に見つめなおしましょう。

そのうえで、メリットがあるなら働く、無いなら別の会社に行くくらいの発想を持ちましょう。

肉体的、精神的に限界を感じたら次の職場を探す

日本人というのは、元来精神論が好きな人種です。そのため、「逃げる」、「諦める」ということを悪だという風潮は令和になった今でも根強くあります。

また、やたらと失敗を嫌い、けなす風潮もあります。スポーツ中継でも失敗したアスリートやスキャンダルをやらかした芸能人をネット上で叩くという悪しき風潮も見られます。

短期離職に関しても、否定的な見解の方が多いのは事実です。

しかし、肉体的、精神的に無理してまで働くことは美徳ではありません。筆者は、精神疾患で半年以上の休職をしたことがありますが、その失った半年以上の期間を取り戻すのにかなり時間がかかりました。

このまま継続して働くのが難しい環境だと考えた場合は、さっさと次の目標を見つけ新3Kの環境から逃(のが)れるほうが自分にとってメリットが大きいです。

昔ファイナルファンタジーというゲームをやっていた時、序盤のゲーム説明で「逃げるのも戦略」だと言っていましたが、筆者も同じ見解です。自分が頑張れる環境で頑張ることこそ正しい努力です。

就業期間が短いことを懸念するより、自分の心身を大事にすることを最優先に考えてください。

ブラック企業からホワイト企業への転職に関して以下の記事を作成しています。こちらもご確認ください。

いつまでブラック企業に勤めているのですか?ホワイト企業に転職しよう

転職するならどのような仕事をしたいのかを明確にする

逃げの転職は悪いことではないと上述でお伝えしましたが、逃げの転職をする際、次にどういう会社に行きたいのかというターゲットをある程度明確にしておいた方が良いです。

なぜなら、新3Kのブラック企業に在籍した状態で転職活動をするのは面接の時間を捻出するのが大変です。

そのため、効率的なスケジュール調整が必要になります。

しかし、転職軸、すなわちどんな会社、どんな仕事をするのかという基軸が定まっていると、応募企業、面接企業の数が絞れてきますし、志望動機、転職軸などの面接で話す内容を統一でき、かつブラッシュアップもしやすくなります。

新3K職場を辞めたいときにやってはいけないNG行動

併せて、新3K職場をどうしても辞めたいと思った時に、やってはいけないNG行動についてもご紹介いたします。

会社をバックレでやめる

新3K職場で肉体的、精神的に追い込まれていると、職場を突如バックレて会社を逃げるように辞める人がいます。実際、筆者も新3Kのブラック企業で働いていたので気持ちは分かりますし、実際バックレ退職の人も何人か見てきました。

しかし、バックレ退職は厳に慎みましょう。

なぜなら、社会人という生き物は信用で自身の立場を作っていかなければなりません。この人に仕事を任せれば、助かる、ちゃんと仕事を完遂してくれるから仕事を任せたいと考え、自分に仕事が回ってくるのです。

しかし、会社に出社するという信用において最も根本的なことができない人に、仕事が回ってこないですし、一度バックレて退職してお咎めがなかった場合、また同じようにバックレ退職をしてしまう癖がつく可能性があります。

逃げてもいいと上述でお伝えしましたが、ちゃんと正規の手続きを経て退職するということは社会人の常識です。どんなにブラックな環境だったとしても、その会社を選んで入社したのは自分です。

社会人として信用される行動を取りましょう。

無断欠勤がダメな理由については以下の記事でも書いていますので、こちらを参考にしてください。

無断欠勤は絶対ダメ!仕事に行きたくない時にしてほしい3つのこと

退職してからの転職活動

会社を辞めて転職活動をする人を良く筆者は見かけますが、できる限り在職中に転職活動を完了させましょう。

その理由は以下の通りです。

  • 安定した収入がなくなる
  • いつ内定をもらえるかわからない
  • 離職期間が長期化すると、焦って、ブラックな3K職場に入社する
  • 次の会社を決めずに退職する人を企業は合理的な判断のできない人だと判断するケースが多い

特に金銭問題は、目の前の生活に大きな影響を与えます。加えて、自己都合退職の場合は失業手当がもらえるまで3ヶ月かかります。

以上のことを考えた場合、次が決まるまでは原則会社にしがみついたほうが良いです。ただし、精神面を患うレベルで追い込まれているのなら、その限りではありません。

業界・職種関係なしに手あたり次第応募する

転職活動を行うにあたって、新3Kの仕事環境で働く人の最大のネックは時間がないことです。在職中に転職活動を完了させるためにはあの手この手をつかって面接に行く時間を捻出しないといけません。

そのためには、ターゲットとなる業界・職種を決め、効果的に転職活動をするのが良いです。

ターゲットが決まっていると、対策がしやすいですし、転職理由などの面接の受け答えに関してもブラッシュアップすることができます。

やみくもに受けて、書類選考を通過しても面接に行く時間が調整できないので、業界・職種を絞って転職活動を行いましょう。

まとめ

以上、まとめます。

  • 新3Kとはホワイトカラーの仕事のブラックな職場環境のこと
  • 新3Kの職場で働くなら、メリットを考える。メリットがないなら次の会社を決めて辞める
  • バックレ退職、退職後の転職活動、ターゲットを決めないやみくもな転職活動は止めよう

新3Kとかいろいろな言葉が飛び交っていますが、要は世間一般で言われるブラック企業の就労環境のことです。ブラック企業に入ったら、経験のために働き続けるか、自分の身を守るためにさっさと辞めるかのどちらかです。

辞める時は手順が大事です。次の転職先を最短距離で決め、適切な手続きをとって退職し、次の会社に行くという極めて当たり前のことをやるだけです。

何事もメリットと手順は大事です。もしも新3Kのブラック企業に入ったら、しっかりメリットはあるのかを考え、辞めるなら当たり前の手順を踏んで、次のステップに進む、それだけを意識しましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

関西学院大学卒業、1社目では大手証券会社に勤務  ・8か月でメンタルをやられ休職。 ・証券会社時代はお荷物社員として最低評価を受ける。「こんなひどい評価の奴初めて見た」とまで言われた。 以降、人材ベンチャー、大手転職エージェントに勤務し、2度の戦力外通告を受ける。 現職では、中小の転職エージェントでキャリアアドバイザー兼法人営業で2年連続で社内2位の売り上げを達成。前職退職時の年収450万円→2019年の年収は約1000万円 税金の支払いに苦労してます笑 【人物像】 ・ただの酒好き ・論理・理屈で物を考える 【記事の基本方針】 私のような最強のダメ人間でも、思考力、実力、環境を整備すれば それ相応の成果を出せるということを表現できればいいと思っています。 よろしくお願いします。