限界だ!仕事を放棄して帰る!うつになる前にやって欲しい3つのこと

働いていると、仕事を今すぐ放棄して家に帰りたいと思うことはありませんか?

筆者も上司に面倒な仕事を丸投げされ、明け方まで仕事をさせられた時、さすがにこの仕事を投げだして家に帰って寝たいと思ったことがあります。

では、仕事を放棄したいほど追い込まれている人はどうすればいいのか、放棄したくなる理由と、放棄したらどうなるのかも含め、現役転職エージェント勤務の筆者がお話したいと思います。

なぜ仕事を放棄して帰宅したいと思うくらい辛くなるのか?

仕事を放棄したいという衝動に駆られるほど辛くなるケースは以下のことが想定されます。

業務に忙殺されて仕事が終わらない

業務に忙殺され、いくら処理しても仕事が終わらないという状況になると精神的に参ってきます。

冒頭でも軽く触れましたが、筆者は、2社目に在籍した会社で自社のクラウドシステムに大量の情報を登録し、その情報を整地にしろというミッションを投げられました。

作業量が多くシステムの問題も山積みで、しかも明日までに完了させないといけないという中、上司はその作業を「頼んだぞ」と私に言い、早々に退社しました。(その上司は飲みに行ってました)

あの時、本当に全部放り投げて家に帰りたくなりましたし、上司にとんでもない怒りを覚えた記憶があります。(手伝えよと本気で突っ込みたくなりました。)

度を超えた多忙さは、仕事を放棄する衝動を引き起こす要因になり得ます。

社内の人間関係が良くない

筆者はキャリアアドバイザーとして転職希望の方から色々な話を聞きますが、社内の人間関係は本当に多種多様だと思います。

例えば、業務中は常にGPSを作動させているので面接に行けない、1時間に1回電話がかかってくる、社内のお局に目を付けられ同じフロアーの人から全無視、上長のパワハラ、教育放棄などと事例のバリエーションは枚挙に暇がありません。

人間関係は、奥が(闇が?)深い問題であると言えます。

仕事が合わない・やりたくない

一度仕事が合わない、やりたくないと思い始めると苦痛になっていきます。

筆者は新卒で証券会社に入社し、対個人・中小企業の新規開拓営業をやっていましたが、やることはテレアポと飛び込み営業という割とハードな部類の営業です。

筆者はこの営業スタイルに苦痛を感じてしまい、電話がまともにできない、飛び込みしようとしたら足が震える、個人宅のチャイムを押そうとすると指が震えるというところにまで至りました。

筆者はこの後休職に至ってしまうのですが、仕事内容がハードであればあるほど、仕事が自分に合わない、やりたくないと思い始めてくると日々の出社が地獄だと感じてくるようになります。

そして、結果として衝動的に逃げ出したくなる、うつやそれに近い状況に陥るのです。

仕事を放棄して家に帰るとどうなるか

では仕事を放棄して家に帰るとどうなる可能性があるのかについて言及していきたいと思います。

会社をクビになる

会社をクビになる可能性というのはそんなに高くはありません。実際、私の前職で仕事が辛すぎて仕事を放棄し、バックレた人間は数名います。

しかし、彼らが即クビになったかというとそうでもなく、復帰した人間もいます。そのままクビになるケースは音信不通になってどうしようもなくなった人くらいでした。

ただし、仕事・職場を放棄して逃げるというのは社会人としてあるまじき行為なので、経営者や上司から信用・信頼をおけないということでクビになるというケースは想定しておいたほうが良いです。

損害賠償請求をされる

これも可能性としてはあまり高くないのですが、労働は契約行為なので、仕事放棄は契約違反と同じことになります。

実際、法律でも労働契約をちゃんと履行しないことで損害が発生した場合は、損害賠償請求をしてもいいということになっています。そのため、職場放棄でも会社から損害賠償請求をされる可能性はあると言えます。

しかし、仕事をバックレたからといって、はっきりいくら損害がでるというのは分からないため、実際には損害賠償請求をされるケースは少ないです。

とはいえ、全くリスクがない訳でも事例がないわけではないので、念のため損害賠償の可能性は認識しておきたいところです。

家族に連絡される 警察沙汰になる

いきなり仕事を放棄して行方不明になったら普通誰もが心配します。そのため、本人への連絡が取れない場合は、家族に連絡がいくことになります。

場合によっては、家族を介して捜索願いを出される可能性も十分あります。

警察を呼ばれることは特段損することでも何でもないのですが、大ごとにしてしまったことへのためらいは感じられるかもしれません。

社内の信用を失う

職場放棄をして、一番影響が大きいのは社内の信用を失ってしまうことです。

筆者の前職は、朝9時出社、夜は22時退社が通常で体育会・宗教色の強い会社(人材系にはありがちな社風)でした。そして社員数が多いため、職場放棄・バックレは稀にありました。

そして、上述の通り、一回職場放棄しても戻ってくる人もいました。そういう人に対しては、社員はみんな冷ややかな目で見ていました。

中には陰口をたたいている人もいましたし、おそらく本人も気づいていたのだろうなと思います。もし、仕事を一度放棄したらその信用を取り戻すのは大変です。

今まで積み上げた実績が一気にマイナスにまで落ちてしまいますので、そこは絶対に忘れないでいただきたいです。

仕事を放棄したいほど辛い人にやって欲しい3つのこと

では、仕事を放棄したいほど辛い状況に対し、以下3点のことをやって欲しいと思います。

仕事を減らす

仕事ができる人にはとにかく仕事が舞い込んできます。

なぜなら、誰もが仕事はできる人に任せたいと誰もが思うからです。ビジネスの世界では忙しい人に仕事を依頼しろという言葉があるくらい、仕事ができる人に次の仕事が来るというのはお約束事だといってもいいでしょう。

状況にもよりますが、仕事が忙しくて終わらないという方は、一定レベル以上の信用があるからとも言えます。

そういう場合には、以下のように対応しましょう。

  • 人に投げる
  • 仕事を後回しにする
  • ショートカット
  • 断る

仕事はできる人に回ってきますが、必ずしも自分がやる必要はありません。他の人に頼めるものは頼みましょう。

ましてや全ての仕事を今やらないといけないわけでもないですし、手順をショートカットすれば、想定しているよりも短時間でできます。

緊急性、重要性、他の人ができる仕事など色んなことを考えたら、断るというのも大事なことです。

本質的に仕事ができる人は作業するだけではなく、自分の仕事をコントロールすることを意識しています。

逆に言えば作業者として優秀な人は、仕事のコントロールができないと本質的に仕事ができる人になる前に仕事に潰され、うつになることもあります。

幸い、仕事のコントロール術については数多くのビジネス本が出ています。折角一定の能力が認められているのなら、自身の成長のため、何より自分を守るために仕事をコントロールする術を身に着けて頂きたいです。

人間関係を無視する

仕事の人間関係なんてものは利害関係の上に成り立っていて、仕事のできる人や権力者の意向に左右され日々の業務が行われているケースが多いでしょう。

多少はそういう人たちに合わせるのも大事ですが、それよりも仕事に集中し、仕事ができる人になることを目指した方が良いです。余計な人間関係に巻き込まれるのは時間と労力の無駄です。

無駄な人間関係を切って、業務上必要なコミュニケーションのみを行い、仕事の効率、能力を上げましょう。

有能な人には向こうから勝手にすり寄ってきます。社内の人間関係に依存せず、頼られる人を目指してください。

仁義を通し、計算して逃げる

仕事を放棄して勝手にバックレることはよくありませんが、労使間の合意の元、休暇を取る、休職する、退職するというのはあれば特段問題はないです。

仕事を放棄してバックレるという行為をやりたいという人はあまり多くないと思います。(中には自分勝手な論理で職場放棄をするモンスター社員もいるかもしれませんが)

それでも仕事を放棄してバックレるというのは、限界がきて自分を守るために衝動的に行っていることだと言っていいでしょう。

ただ、これを衝動的にやらないことは社会人としてのマナーであり、計算して動けば自分が損をしなくなります。

筆者は証券会社に在籍していた時、抑うつ状態と診断され8か月の休職をしたことがありますが、そこまでに以下のことを計算していました。

  • 今退職して次の就職先がどうなるか
  • 公務員試験をチャレンジして合格率はどれくらいか
  • 休職したらその後どうなるか
  • 休職した時の立ち位置
  • 休職する方法は

要はこのまま辞めてもいいけど、そのあとの就職先はあまり芳しくないだろうし、公務員を受けたところで合格率も低いから、退職するよりも休職して時を待った方がいいだろうと判断しました。(結局その後5年半在籍しました)

衝動的に仕事放棄をして、会社からバックれたところで何1つ良いことはありません。それよりも、このきつい状況から取れる最善の策は何かを考え、行動したほうが損失は少なくないですし、利益も得られるかもしれません。

何より、ちゃんとした手順を踏むことで、社会的な信用を全て失わずに済みます。

以上のことから、衝動的に仕事は放棄せず、限界を迎える前に転職活動を行い、然るべきタイミングで辞める、休職できるなら計画的に休職するというのが良いです。

逃げの退職・転職しても大丈夫?

転職面談の際、マイナスの理由で退職したことを、転職面接の中で伝えていいのかというかという質問を受けますが、結論OKです。

採用側は、ある程度本音が聞きたいと考えています。そのうえでマイナスな理由がない限り転職に踏み切らないだろうと考えていますので、マイナスの理由がない転職理由は面接の中で、逆に怪しまれます。

加えて、企業としては長期定着をはかりたいと考えていますので、転職希望者の転職理由を聞いて、自社で継続的に働ける人かどうかを判定しています。

ちゃんと転職理由を伝えるということは、転職先で安心して働けるかどうかを担保する意味でも重要です。辛かったこと、退職した背景は面接の中で事実をしっかり伝えましょう。

まとめ

以上、まとめます。

  • 仕事を放棄したいと思う原因の大半は忙殺されている、人間関係、仕事が合わないに分類される
  • 仕事を放棄して帰ると、色んなリスクがあるが、周囲の信用を失うことは間違いない
  • 仕事をコントロールする能力を上げれば、仕事を放棄したいほど忙殺されなくなる
  • 余計な人間関係は無視して仕事に集中することで人間関係からの辛さからは解放される
  • どうしようもない場合は退職、休職などの段取りをつけて、きれいに職場離脱をする
  • 仕事が辛くて退職したことを転職面接で伝えても問題ない

仕事を放棄したい気持ちは筆者もたくさん経験していますので気持ちは分かります。辛いなら手順を踏んで自分の危機から逃げましょう。

もちろん忙殺されないように、余計な人間関係に惑わされない業務能力の構築は必要ですが、自分の心と体を守ることを第一に日々働いて頂きたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

関西学院大学卒業、1社目では大手証券会社に勤務  ・8か月でメンタルをやられ休職。 ・証券会社時代はお荷物社員として最低評価を受ける。「こんなひどい評価の奴初めて見た」とまで言われた。 以降、人材ベンチャー、大手転職エージェントに勤務し、2度の戦力外通告を受ける。 現職では、中小の転職エージェントでキャリアアドバイザー兼法人営業で2年連続で社内2位の売り上げを達成。前職退職時の年収450万円→2019年の年収は約1000万円 税金の支払いに苦労してます笑 【人物像】 ・ただの酒好き ・論理・理屈で物を考える 【記事の基本方針】 私のような最強のダメ人間でも、思考力、実力、環境を整備すれば それ相応の成果を出せるということを表現できればいいと思っています。 よろしくお願いします。