仕事ができる人は「ほうれんそう」が上手!上手な「ほうれんそう」のやり方

仕事のできる人は「ほうれんそう」が上手だと、社会人なら誰もがきいたことがあるでしょう。

一方で、「ほうれんそう」がなぜ大事なのか良くわからないという方も多いことでしょう。筆者も昔はあんまり実感ができませんでした。

また、「ほうれんそう」が上手な人は、概して仕事ができる人だと言われますが、その要因はなぜでしょうか。

本編では、「ほうれんそう」について社会人経験15年で現役転職エージェント勤務の筆者が解説をいたします。

「ほうれんそう」とは?

まずは「ほうれんそう」とは何かについて最初に解説をします。

「ほうれんそう」は「報告」、「連絡」、「相談」の頭文字を取った言葉で、「ほうれんそう」を徹底することは上司に対して、情報の共有を徹底することだととらえてください。

ちなみに、「報告」、「連絡」、「相談」はどう違うのかというと、以下の通りだと認識してください。

  • 報告:結果・事実の共有(過去)
  • 連絡:変化の共有(現状)
  • 相談:問題発生時・対応事項の共有(未来)

上司は、いわばその「課」や「部」の指揮官です。

戦争で例えると、どこかの城を攻め込むにあたって、その城を攻略することが成功・失敗した場合は「報告」を行い、攻め込む対象の城に到着した場合は「連絡」、どう攻め込むかの戦略を練る場合は「相談」をするというイメージです。

指揮官にどう攻略するかを「相談」、今どんな状況なのかを「連絡」、結果どうなったかを「報告」すると、指揮官は現状理解ができることに加え、次の対応策を考えることができるなどチーム全体を管理することができます。

ビジネスという戦場を上手に戦い抜くために、チーム一丸で成果を出すために「ほうれんそう」は必要なことなのです。

「ほうれんそう」ができる人は仕事ができる理由は?

ではなぜほうれんそうができる人=仕事ができる人なのかというと以下の理由が挙げられます。

  • 責任を取らなければならない上司の立場をしっかり理解できている
  • 上司をうまく活用できる
  • 自身の頭の中を整理し、最適なオペレーションを検討できる

では、それぞれ解説を加えます。

責任を取らなければならない上司の立場をしっかり理解できている

上述でお伝えしたように、上司とは指揮官であり、そのオペレーションに対して責任を取らなければならない立場にあります。

裏を返せば、業務のアクションを行う際は、上司の承認のもと仕事をしなければならないというのが会社員の使命です。

この前提を認識していない方は、まずは上司に命じられた仕事は何か、どのように仕事を進めるのかという承認を取るというプロセスを理解していただきたいと思います。

「ほうれんそう」をしっかり行うことで、上司は現状理解をしながら、次の戦略や方策を考えることができ、その組織の業務を体系的に認識できます。

そのため、「ほうれんそう」をしっかりしてくれる部下は、上司にとってありがたいのです。(個人的にはこの前提を忘れている管理職は管理職を辞めてもらいたいと思っています。)

まともな上司であれば、「ほうれんそう」を徹底してくれる社員は、それだけでありがたいと思ってもらえるため、自身の評価を上げることができます。

つまり、「ほうれんそう」をしっかりするということは、上司の立場を理解した行動ができるということで高い評価を下せるのです。

上司をうまく活用できる

無能な上司というのが多くいることは筆者も実体験でよく理解してますが、それでも上司というのは色々な経験値をもち、高い成果を出してきた人がほとんどです。

上司に、しっかり「相談」することで、自分では考えつかなかった対応策を見つけ出してくれますし、状況の変化を「連絡」することで自分が考えついていないリスクなどを洗い出してくれます。

悪いことを「報告」すれば、その打開策を考え出してくれます。

また、自分が実現させたいことを上司に「相談」して、こういう風にすすめたらどうかと進言し、承認が取れれば自分のやりたいことを堂々とできます。(そのアクションをとるための根拠説明は十分する必要があります)

加えて、上司の承認の元で失敗しても、自身が責任を負わなくて済みます。(最終的にOKを出したのが上司ですから。これで失敗したことを自分のせいにする上司はクソ上司と認定してもいいです。)

「ほうれんそう」を徹底するということは、自分の仕事の成功角度を上げることもできますし、自身の責任を回避することができるという点で上司をうまく活用するための必要プロセスなのです

もっといえば、失敗しても仕事の評価を下げられないため、仕事ができる人でいられるのです。

自身の頭の中を整理し、最適なオペレーションを検討できる

仕事でどう進めればいいのか分からない、どっちの方法を取れば良いか悩んでいる場合場合、人に話すことで頭の中が整理されることがあります。

筆者は、上司にあたるリーダーに対して、そのリーダーに答えを求めない場合でも、状況説明して、どうしようか悩んでいるということを伝え、会話をすることで頭の中がクリアになり、「じゃあこうする」という結論を決められることが結構多いです。

相談すると言いながらも、結論を出すためのプロセスのため、あえて相談するという方法を取ります。(同時に承認も取れるので楽です。)

相談をするというプロセスが、自身の成功に導けるという点で、仕事を成功させやすくできるのです。

上手な「ほうれんそう」を行うために

では、どうやれば上手に「ほうれんそう」を上手にできるのかというと以下の方法をとるといいです。

  • 結果がでた、状況の変化が起きたら逐次上司に「報告」、「連絡」をする
  • 成功より失敗を「報告」するスピード感を大事にする
  • いくつかの選択肢が考えられる場合は「相談」する
  • 複雑な業務指示を受けたら、作業プロセスの承認をとる

以下それぞれ解説します。

結果がでた、状況の変化が起きたら逐次上司に「報告」、「連絡」をする

「ほうれんそう」を行うにあたり、一番難しいことは、どの情報を上司に上げないといけないかということなのですが、考えてても時間がもったいないし、その情報の重要性は考えたところで分からないことが多いです。

だったら、失敗、成功、およびそれ以外の変化に関しては逐次上司に報告しましょう。

最初はしつこすぎるくらいでいいです。そのうち報告すべき事項とそうでない事項が分かってきます。

分からないうちは、とにかく、状況の変化について「報告」、「連絡」をあげることを徹底しましょう。

成功より失敗を「報告」するスピード感を大事にする

上司が一番気になっていることは、与えられたミッションを「失敗」しているかどうかです。

なぜなら、成功したら「よかったね!」で話は終わりますが、「失敗」した場合はリカバリーを考えないといけません。

そして、リカバリーはすぐやらないと取り返しがつかなくなります。そのため、成功したことを報告したいと思いますが、失敗したことはとにかく迅速に報告しないといけません。

失敗を責められることはありますが、失敗を迅速に報告できる人は最終的に評価されます。失敗の報告は嫌かもしれませんが、失敗をすぐ「報告」するという習慣をつけましょう。

いくつかの選択肢が考えられる場合は「相談」する

仕事をするうえで、取れる方策というのがいくつか出てくるケースがあります。そういった場合は、上司にどの方法を取ればいいのかを「相談」しましょう。

上司の仕事は責任をとることと、部下に正しい道を示すことです。

正しい道が分からない、選択肢がいくつかある場合はとりあえず「相談」というのがもっとも正解を引きやすくなります。

複雑な業務指示を受けたら、作業プロセスの承認をとる

少し「ほうれんそう」と毛色の違う話かもしれませんが、複雑なミッションをこなす場合は、いきなり作業にとりかかるより、作業プロセスを考え、上司に「相談」してやり方を考えた方が良いです。

そのため、自身が考えた作業プランを上司に見せて、その作業工程の承認を取ることで上司への相談を行ったのと同じことになります。

そのうえで、その作業工程のマイルストーン(チェックポイント)に到達したら「報告」をしていく、何か変化があれば「連絡」をしていくと、「ほうれんそう」をしっかりしていると上司から評価されます。

まとめ

以上、まとめます

  • 「ほうれんそう」は結果と現状の変化の共有と、未来を判断するために行うもの
  • 上司は指揮官。指揮官に仕事の動きを見せることが業務を円滑に進捗させるために必要なこと
  • 「ほうれんそう」をすることで上司は安心するため、自身の評価が上がる
  • 「ほうれんそう」は自身のやりたいことを上司の責任でできるため有効
  • 何が重要か分からない場合はとにかく「報告」、「連絡」すればいい
  • 失敗の「報告」はとにかく迅速に
  • 仕事に進め方に迷う仕事の作業工程を考えないといけない場合は「相談する」ことは重要

「ほうれんそう」が必要な背景は、とにかく、上司が自分やチームの指揮官であるという認識が前提に立ちます

指揮官にどういう情報を上げなければならないのかを考えた場合、何を「ほうれんそう」しないといけないのか自然とと分かりますし、分からなければとにかく上司に報告を上げておけば、後は上司が判断してくれます。

何より、「ほうれんそう」を徹底すれば、上司とのコミュニケーション量が増え、仕事を迷いなく進めることができます。

まずは、「ほうれんそう」を徹底しようという意識をまずは持ってもらえたら幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

関西学院大学卒業、1社目では大手証券会社に勤務  ・8か月でメンタルをやられ休職。 ・証券会社時代はお荷物社員として最低評価を受ける。「こんなひどい評価の奴初めて見た」とまで言われた。 以降、人材ベンチャー、大手転職エージェントに勤務し、2度の戦力外通告を受ける。 現職では、中小の転職エージェントでキャリアアドバイザー兼法人営業で2年連続で社内2位の売り上げを達成。前職退職時の年収450万円→2019年の年収は約1000万円 税金の支払いに苦労してます笑 【人物像】 ・ただの酒好き ・論理・理屈で物を考える 【記事の基本方針】 私のような最強のダメ人間でも、思考力、実力、環境を整備すれば それ相応の成果を出せるということを表現できればいいと思っています。 よろしくお願いします。