主婦になったら仕事が決まらない!夫婦で考えたい3つのこと

一度主婦になったら再度就職するのが難しい!今日本ではそのような状況があります。しかし、女性のニーズとしては、結婚し、育児がある程度育ったら再度働きたいというニーズが生まれるのも事実です。

では、女性が家庭とキャリアをどうやって維持すれば良いのでしょうか。そして、それは女性だけに関係する話ではありません。実は、女性のキャリア維持は男性においても非常に大事な話なのです。

そこで本記事では、なぜ主婦になったら仕事が決まらないのか、女性のキャリアがなぜ男性にとって重要なのか、どうすれば女性のキャリアを維持することができるのかを現役転職エージェント勤務の筆者が解説します。

本編は結婚を控えた女性だけではなく、結婚を控えている、もしくは結婚を意識している男性にも是非読んで頂きたいです。

主婦が正社員の仕事が決まらないわけ

まずは、主婦が子育てに一息ついた後、再度就職をするのが難しい背景について解説します。

日本の転職市場はキャリアブランクと年齢に厳しい

主婦になった後就職が厳しい理由、それは正社員を辞めた後のブランクと年齢が影響しています。

例えば、大卒2年目の24歳で結婚、26歳で出産を理由に退職したと仮定すると、子供が小学生に上がるまで約6年の歳月がかかりますし、面倒を見てくれる人が身近にいなければ10歳~12歳になるまで満足にフルタイムで働けないでしょう。

となると、最低でも6年、下手すれば12年のブランクを経て就職することになります。転職市場は1~2年のブランクが致命傷になる世界なので、6年~12年のブランクというのは転職にあたって絶望的な数字です。

最近では一部の企業で主婦だから採用したい、主婦経験者も正社員として受け入れる会社が徐々に増えてはいますが、全体からみれば本当にわずかな数しかいません。

そう考えると、原則子育てに集中するために会社を辞めるという選択肢は取るべきではないのです。

離婚した後の働き口を見つけるのが大変

また、筆者は離婚経験者なので、離婚したことも想定してお話をしますが、仮に子育てに集中するため寿退社をするとしても、女性は離婚したらお金を稼ぐために再度働き口を見つけなければなりません。

しかし、一度会社を辞めてビジネスから離れた人間に対して企業は優しくありません。なんとか派遣社員としての働き口を見つけられたとしても正規雇用は難しく稼げる金額も限られています。

子供を引き取れるのは、多くの場合女性になるので結果として厳しい財政状況の中で子供を育て続けなければならなくなりますが

最近は結婚したカップルのうち3組に1組が離婚すると言われています。結婚して会社を辞めて主婦になることは自らリスクを背負うようなものなのです。

多くの会社では、産休、育児休暇が取得できますし、結婚後の時短勤務も可能です。自分のキャリアリスクを無くすためにも、主婦になることそのものが良いこととは言えないのです。

主婦の仕事問題は女性だけではない!男性の収入問題

主婦が正社員で働けない問題は、実は男性においても重要な問題です。それは男性の収入問題があるからです。

今日本人の平均年収はいくらか知っていますか?結論から言えば420万円程度です。(2020年の厚生労働省の調査結果で出ています)

そして、恐ろしいことに40代、50代になっても年収400~500万円の層が多く、平均年収だけ見れば突き抜けて年収が上がることもありません。

日本人の平均年収はリーマンショック回復以降一度450~460万円程度にまで上昇しましたが、2018年以降はじりじり減少の一途を辿っています。

この背景としては日本の経済成長力の弱さが挙げられます。

日本が高度経済成長期、バブル期に製品が飛ぶように売れたのは、日本製品の質の良さも挙げられますが、大部分は為替によって支えられました。

というのも、日本は1980年代後半まで1ドル=360円という超円安レートが固定されていたからです。

しかし、今は変動相場制という制度が取られ、株式と同じように、円とドルの相場が動いており、円安が進んでも1ドル=200円、ひどいときは1ドル=80円切りという超円高相場にもなったことがあります。

ピンと来ないかもしれませんが、今までドルを持っていた人が日本製品を購入するにあたり、1ドルで360円分の買い物ができていたのが、1ドルで100円、良くても200円分の買い物しかできなくなったと考えてもらえたらOKです。

海外とのビジネスが上手くいかない状況になりつつあるうえ、少子高齢化が進み、働き手が減ることはもちろん、人口そのものが減っていくため国内需要も期待できません。

昔の「男子厨房に入らず」のように、男性は外で働く、女性は家を守る時代だと男性の給料が上がらないので生活がカツカツになります。

夫婦で頑張って稼いで、家を夫婦で守る、今はそういう時代ですので、奥さんの働き方というのは家庭を守るという意味で男性にとっても大事なことなのです。

仕事と家庭の両立に関しては以下の記事も参考にしてください。

仕事と家庭の両立は無理じゃない!妻帯者の男性がやるべき3つのこと

夫婦で考えたい!女性のキャリアで押さえるべき3つのこと

では、女性のキャリアに関して、夫婦でどんなことを考えるべきなのかを解説します。

女性は出産後でも働ける会社に在籍しておく

女性は出産して仕事復帰をする時に仕事を探してはいけません。出産まで、できれば結婚前に出産後でも働ける会社に在籍しておくことが重要です。

なぜなら、多くの会社では、産休・育休が取れ、復帰後も時短勤務で働ける会社が多いですが、出産後の女性を受け入れる会社は少ないからです。

今在籍している会社が出産後の女性が安心して働けないと感じているなら、早めに転職して出産後でも安心して働ける会社に在籍して一定期間働いてから産休・育休を取り、時短勤務→フルタイムという復帰ルートをたどりましょう。

夫婦で家族計画を練っておく

働くことと一見関係ないかもしれませんが、子供が何人欲しい、家を買う・買わないなどの家族計画を結婚する前、出産前に考えておくと良いです。

家族計画を立てていると、だいたいのお金の計算をすることができ、予算が立てられます。すると、必要な金額が分かるため、それに基づいて行動することができます。

奥さんが、産休・育休を取得するとその期間の収入は減ります。そうなった場合、お互いの会社の手当てはどうなのか、それまでにいくらの貯蓄が必要なのかという計算をすることができるのでその計画に基づいた働き方が見えます。

主婦になる、ならないという議論より今産休・育休をとって大丈夫なのかという議論の方が家庭を維持するうえで非常に大事なことです。

夫婦双方で副業を視野に入れる

これから先の時代、収入が上がることは考えられない時代を迎えています。旦那の収入と奥さんの収入を足しても、家計の維持をすることが大変になっていますし、物価が上がらないのに下がりにくい時代にも突入しています。

加えて、働き方改革で残業代も支給されない時代にも突入しているのでさらに夫婦での総年収が減る可能性もあります。

その可能性も踏まえ、一時的でもいいの夫婦で、出産後は旦那が時間を見つけて副業をすることで生活の維持をするところまで視野に入れたほうが良いです。

生活とお金のバランスを取ることは夫婦共働き時代の中、非常に重要なことだと認識してください。

まとめ

以上、まとめます。

  • 主婦になった後で正社員という道は非現実的
  • 世の中のカップルの1/3は離婚する。離婚後のキャリアまでしっかり見ておくべき
  • 給料が上がりにくい時代なので旦那の稼ぎだけでは生活が維持できない。共働きこそ夫婦が生活を維持できる方法
  • 結婚前、出産前には家族計画を立て、必要なお金を試算する
  • 必要に応じて副業をして、お金を作ることまで考える

はっきり言って、主婦になってからもう一度正社員になるという考えは持つべきではありません。女性が主婦になれる家庭は、一部の富裕層のみだと言っても過言ではないでしょう。

加えて、離婚が多い昨今を考えれば、主婦になることで金銭的なリスクを高めることにも繋がります。

そのため、夫婦間で協力し、お金も家庭も二人で支えるということを考えないといけないということを考えなければならない時代なのです。

筆者もこの文章を書きながら夢も希望もないなと改めて思いましたが、夢も希望もない厳しい時代を直視してできる対応を取ることが最も重要なことだと考えます。

こんな厳しい時代を生き抜くため、夫婦でともに考え、支えあい、良い日々を過ごしていただきたいと思います。

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関西学院大学卒業、1社目では大手証券会社に勤務  ・8か月でメンタルをやられ休職。 ・証券会社時代はお荷物社員として最低評価を受ける。「こんなひどい評価の奴初めて見た」とまで言われた。 以降、人材ベンチャー、大手転職エージェントに勤務し、2度の戦力外通告を受ける。 現職では、中小の転職エージェントでキャリアアドバイザー兼法人営業で2年連続で社内2位の売り上げを達成。前職退職時の年収450万円→2019年の年収は約1000万円 税金の支払いに苦労してます笑 【人物像】 ・ただの酒好き ・論理・理屈で物を考える 【記事の基本方針】 私のような最強のダメ人間でも、思考力、実力、環境を整備すれば それ相応の成果を出せるということを表現できればいいと思っています。 よろしくお願いします。