晴れて社会人になったのはいいけど、なかなか仕事についていけない、仕事の進め方が分からないなど仕事についていけない人は多いのではないでしょうか。
中には仕事をして1年たっていないのに、会社を辞めたいと考えている方もいらっしゃることでしょう。
では、どうすれば仕事がうまくできるようになるのか、転職エージェントで就労する筆者が自身の経験なども踏まえてお話したいと思います。
目次
仕事が難しいと感じる理由

では、仕事が難しいと感じる理由はどんなものが上げられるのか、以下ご紹介します。
仕事の知識が追い付かない
仕事をするということは、いわばその道のプロフェッショナルになるということです。プロフェッショナルになるためには、専門知識を習得しないといけません。
実際、筆者は新卒で証券会社に入社して、以下のことを勉強するよう求められました。
- 商品(株、投資信託、債券など)
- 日本経済・世界経済
- 証券税制
- 自社システムの売買方法
そして、筆者はこの知識を十分に習得できず苦しみました。業界・職種は違えど同じようなことで苦しんでいる人は多いです。
業務量が多い
新卒の頃の話ではないのですが、筆者は2社目で人材ベンチャーに転職しましたが、筆者が苦労したのは大量の資料作成、出力に加え、新規での営業活動を求められましたので業務に押しつぶされていました。
新卒上がりの方や業務になれた2~3年生の社会人が、多くの業務を任された結果、仕事についていけなくて潰れてしまうケースもあります。
知識だけでなく、会社から業務量をこなさなければならないのも社会人の大変な側面であり、会社を辞めたくなるような要因の1つと言えます。
人間関係が難しい
どんなに仕事ができる人でも職場の人間関係には苦労します。
実際、転職面談で転職理由を聞くと、パワハラ上司に苦しんでいる、社内の人間関係が良くないなど、人間関係を理由に転職を考える人は数多くいらっしゃいます。
筆者も上司のパワハラぶりに悩み、休職した経験があります。
人間関係はどんなキャリアの人であっても辛さの要因になります。
仕事を続けるのが難しいと思った場合の解決法

では、仕事が続けるのが難しい場合にどのように解決をしていけばいいのかをお話します。
しっかり勉強する
当たり前ですが、知識が足りないのなら勉強する、これに尽きます。筆者の同僚で、1年目から結果を出している人は、自分に必要な知識を習得し、常に学んでいました。
逆に言えば、筆者は休みの日は何もしたくなくて全然勉強せずにいましたので、仕事のできない若手というポジションになりました。こういう努力ができる人とそうじゃない人とでは圧倒的に差が出ます。
すぐに結果は出ませんが、仕事のことを勉強することは、確実に自身の将来のためになる行動です。
やること、やらないこと、優先順位を明確にする
仕事を迅速に進めるにあたって、一番簡単な方法は迅速に仕事を進めることではなく、やらなくていいことをやらない、今やらなくていいことをせず、今やらなければならないことだけやるという優先順位をつけることです。
筆者が若いころよく上司に怒られていたことは、仕事にはスケジュールがあるし、こっちが依頼した仕事でも実はやるべきこととやらなくていいこと、今やるべきことがあるからそれを見極めろ、分からなければ聞け!ということでした。
業務を漠然と考えているだけではこの優先順位が分かりません。何のために、いつまでにこの仕事を終わらせなければならないかという仕事をやるうえで根本的なことにまずは目を向けましょう。
そのうえで、優先順位をつけ、やらないことを決め、やるべきことを無駄なく処理していくことが大事です。
PCスキルを身に着ける
現代において、仕事をする上でPCの利用は欠かせません。そのため、ショートカットキーを用いる、マウスを使わないなどの作業そのものの工数を減らすPCスキルはビジネスを行う上で必須です。
また、資料作成にはエクセルやパワーポイントは欠かせませんし、業務管理にエクセルを利用することで業務効率が上がるケースは少なくありません。
PC関連のスキルに関する書籍は沢山出ていますし、インターネットでもPCスキルを紹介しているサイトは沢山あります。
こういったものを利用し、PCスキルを磨いていきましょう。
ヒューマンスキルを手に入れる
仕事において活躍できる人というのは、著しく業務レベルが高いか、対人折衝能力が高いかのいずれか、もしくはその両方であることが多いです。
特に若い人は、上司や先輩に好かれることで、多少失敗してもフォローをしてもらえたり、仕事を教えてもらえたりします。
人に好かれるという最も原始的なスキルは、一番単純で一番重要なスキルと言えます。
あいさつをする、明るくふるまう、前向きに仕事に取り組むなど上司や先輩から目をかけてもらえるような行動をすることも大事です。
どうしようもなくなったら転職に踏み切るのも方法

ただし、いくら仕事を頑張っても覚えられない、仕事に必要なスキルなのに、なかなか身につけられない、上司がヤバい人でこの環境に居続けたら精神がおかしくなるなどどんな手を打っても仕事がうまくいかないケースがあります。
その場合は転職を検討することをおすすめします。
実際、筆者の場合は証券会社に勤務し、経営企画部に在籍している時は、人事かコンサルに行きたいと思っていました。
しかし、自身の資料作成能力、ITに関する知見の低さ、興味のなさ、また人事の競争率が高く、ヒューマンスキルのなさなどから経営企画部での仕事やコンサルや人事を目指すことの難しさを痛感しました。
一方で、かねてから上司に論理的思考能力やプライベートでの話の面白さ、人懐っこさなどを評価されていたこと、また、経営企画部から地方の支店に飛ばされたときに営業職への適性の高さを感じました。
結果、筆者は転職エージェントへの道を志し、時間はかかりましたが成果を出し、現職で社長からも一目置かれる存在になりました。
成長するための努力も大事なのですが、見切りをつけ、別の道に行くことも大事なのです。
筆者はたまたま面白そうな仕事を見つけ、それが自身に合っていましたがそれが分からないという人は転職エージェントに相談してみるのも良い方法です。
なぜ転職の際、転職エージェントを使うべきなのかは以下の記事を参考にしてください。
まとめ
以上、まとめます
- 仕事が難しくて辛い、辞めたくなる理由は多岐にわたる
- 自分がなぜ仕事が辛くてやめたいのかをあらかじめ明確にする
- 仕事が難しい理由が分かったら、仕事ができるようになる努力をする
- 努力をしてもうまくいかないなら、転職をして今の仕事に見切りをつけることも検討していい
- 転職活動の際には転職エージェントを利用しよう!
仕事は、人の課題解決をし、人を幸せにするために専門性を身に着ける必要があることに加え、成果を求められ、かつ面倒な人間関係が発生するので難しくて当たり前です。
仕事が今できないからと言って不安になる必要はなく、努力して改善をすればいいですし、努力してダメだったとしても新たな道に進んだ際、その努力が結果的に報われることは珍しくありません。
だからまずは仕事ができるようになる努力をしましょう。その努力はどこかで身を結びます。
筆者は証券会社時代に在籍した経営企画部では最低評価をつけ、上司を悩ませましたし、前職は退職勧奨を受けました。
しかし、そこで学んだこと、経験したこと、努力したことがあるから今の会社では売り上げ上位の成績を毎年出せるようになりました。
辛いことが多いとはおもいますが、まずは仕事に前向きに取り組んでもらえたら嬉しいです。
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