仕事は忙しい人に頼めって本当?仕事をお願いするスキル3選

「仕事は忙しい人に頼め!」という言葉は、ビジネスの格言として誰もが知っている言葉です。

実際、忙しい人、すなわち仕事を依頼されやすい人というのは、仕事ができる人なので請け負った仕事に関しては責任を持って完遂してくれます。

とはいえ、忙しい人に仕事をお願いするということは、無理に無理を重ねることになるのでなかなかハードですよね。

では、忙しい人に仕事をお願いするスキルを社会人15年の現役転職エージェント勤務の筆者がご紹介いたします。

社内人材に仕事の依頼をするのも重要な仕事術です。本編を参考にしていただけたら幸いです。

原則仕事は忙しい人に依頼してはいけない

まず、大前提としてタイトルと違うことをお伝えしたいと思いますが、原則仕事は忙しい人に仕事を頼んではいけません。

なぜ、仕事が忙しい人に仕事を頼んではいけないのかというと以下の理由があります。

  • 仕事の優先度を下げられる可能性がある
  • ワークライフバランスの観点から好ましくない
  • 単純に迷惑
  • 人が育たない

では、それぞれ解説を加えます。

仕事の優先度を下げられる可能性がある

忙しい人というのは、いくつも仕事を抱えている状況です。しかし、その仕事をこなす人手というのは限られています。

そのため、仕事ができる人というのは、仕事の優先度を決めて対応します。

もしも自分が頼んだ仕事の優先度が低いと判断された場合、仕事の完了が遅れることになります。

しかし、仕事に大事なのはスピード感です。

早く終わらせてほしいのにそれを待たないといけないというのはストレスになります。

ワークライフバランスの観点から好ましくない

忙しい人というのは、朝から晩まで仕事をこなさないといけない状況です。そんな状況で自分の仕事を依頼したら、その人のワークライフバランスは崩壊します。

働き方改革全盛の現状の中、働ける時間は限られています。そんな中でよほど重要でその人じゃないとその人に依頼するのは適切だとは言えません。

逆に暇な人であれば、時間があるため、多少仕事の進め方に問題があったとしても、仕事の手順を示す、もっといえば自分もいっしょになってやればそれなりに早く終わるでしょう。

世の中の実態に合った形で仕事を依頼することは考えないといけないことです。

間違えても残業して仕事をやってもらおうという発想は持たないようにしましょう。

残業に関する記事は以下を参考にしてください。

単純に迷惑

忙しい人に、忙しいと分かってるのに仕事を依頼されると「ふざけるなよ!」と思われてもしょうがないです。

忙しい人に無理をいうのは道徳的にもよろしくないです。

人が育たない

仕事を依頼する人がそこまで考える必要もないのかもしれませんが、今仕事ができる人にばかり仕事を回しても、その人だっていつ転職をするのかわからないです。

もしも、その仕事ができる忙しい人が転職をしてしまったら、本当に仕事を回せる人がいなくなってしまいます。

今は仕事ができなくても、長い目で見ればその人に仕事ができるようになってもらえれば、今以上に仕事が回るということになります。

仕事ができる人が増えるということは、ひいては自分たちにもプラスになるということを考え、長い目線で仕事を依頼するのも必要です。

忙しい人に仕事を頼むために必要なスキル3選

とはいえ、忙しい人というのは仕事ができる人です。そういう人に仕事を頼みたいというのが人情ですよね。

では、忙しい人に仕事を頼むためにはどんなスキルが必要なのか解説します。

相手に配慮をした依頼をする

忙しい人に仕事を頼む場合は、相手が気持ちよく仕事を受けられるような依頼の仕方をしましょう。具体的には、以下の通りです。

  • 真摯にお願いをする
  • 焦らせない
  • 仕事の目的をしっかり説明する

忙しい人は新しい仕事をするのが億劫なものです。その人に仕事を依頼するためには誠心誠意依頼をすること、また、ある程度余裕をもったスケジュールを提示する必要があります。

また、忙しい人は仕事をどうにかして断りたいと考えているため、何でその仕事をしなければいけないのかということをしっかり説明をしておくと忙しい人でもその仕事をしやすくなります。

緊急性があって早期対応ができる仕事を依頼する

もし、緊急で対応してもらいたい案件があるなら、その旨をしっかり伝えて仕事を依頼しましょう。

可能であれば、少しでも作業者が依頼をしやすいように段取りをしておくとさらに良いでしょう。

忙しい人が、それでも自分が仕事をやらないとって思う場合、その仕事に緊急性があり、自分がやるべき案件だと認識したときです。

そのため、自分がやらなくてもいいと思った際は仕事を断られる可能性が高いですし、緊急性を伝えることで作業の優先順位を速めてもらえる可能性が上がります。

相手のことを考え、丁寧に「お願いします」と依頼することが重要だとお伝えしましたが、早く対応してもらいたい場合は「緊急性」と「早く終わる」ことを明確に伝えておけば対応してもらいやすくなります。

結果、早めに対応しようというマインドになるのです。

その仕事を請け負う利益を伝える

丁寧に相手のことを考え、緊急性や早く対応できるよう段取りをしておくことで、対応してもらいやすくなると上述で説明しましたがもっと重要なことがあります。

それは、その仕事を対応する利益を伝えておくと仕事に対し積極的に対応してもらいやすくなるということです。

筆者は、前職で在籍した転職エージェントで法人担当をやっていましたが、キャリアアドバイザーからマイペースで、好き放題いろんなことを言う、とんでもなく酒飲みなことを理由に「ヤバい奴認定」をされていました(特に女性から)。

ただ、「成約の可能性が上がる」とか、「売上にしましょう」といった言葉を使って依頼をすると、結構前向きなアクションを取ってもらうことができました。

一番わかりやすいのは、「売上」とか「お金」の話です。自分の利益、組織の利益、会社の利益になる話であると認識できたら、仕事をする理由ができます。

仕事ができる忙しい人は、仕事を頼まれた順番で仕事を処理しません。「緊急性×すぐ終わる×利益の高さ」という算式を自分で作り、最もそれが高い仕事から着手します。

また、利益が高い仕事というのは、作業者にとって最もやりたい仕事なのでモチベーションを上げることにもつながり、仕事ができる人がさらにいい仕事をすることにも繋がります。

忙しい人を動かすためには、焦らせるだけでは仕事のモチベーションにはなりません。いかにして、仕事ができる人に対してどうやってニンジンをぶらさげようかという発想をもって、仕事を依頼することが重要です。

仕事術に関する記事は以下も参考にしてください。

まとめ

以上、まとめます。

  • 仕事は忙しい人に頼んではいけない
  • 忙しい人に仕事を頼むなら丁寧かつ真摯に頼む
  • 緊急性が高く早く終わる仕事なら早めに着手してもらえる
  • 仕事をする利益を伝えれば、作業者のモチベーションアップに繋げることができる

「仕事は忙しい人に頼め!」という格言は、昔は正しかったのかもしれません。しかし、ワークシェアリング、働き方改革全盛の現状においては、この格言は正しいとは言えません。

一方で、仕事は仕事ができる人に集中することは事実です。大事な仕事は仕事ができる人に頼みたいというのが人情でしょう。

ただし、一流ジョッキーに一流の名馬の騎乗依頼が回ってくるように、仕事ができる人は、仕事を選びます。一流に選ばれる仕事を提供し、選ばれる依頼の仕方をしないとその仕事はやってもらえません。

仕事の頼み方も大事な仕事術です。

ぜひ良い仕事の依頼の仕方を本編を読んで意識してもらえたらと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

関西学院大学卒業、1社目では大手証券会社に勤務  ・8か月でメンタルをやられ休職。 ・証券会社時代はお荷物社員として最低評価を受ける。「こんなひどい評価の奴初めて見た」とまで言われた。 以降、人材ベンチャー、大手転職エージェントに勤務し、2度の戦力外通告を受ける。 現職では、中小の転職エージェントでキャリアアドバイザー兼法人営業で2年連続で社内2位の売り上げを達成。前職退職時の年収450万円→2019年の年収は約1000万円 税金の支払いに苦労してます笑 【人物像】 ・ただの酒好き ・論理・理屈で物を考える 【記事の基本方針】 私のような最強のダメ人間でも、思考力、実力、環境を整備すれば それ相応の成果を出せるということを表現できればいいと思っています。 よろしくお願いします。