会社に行って入るけど、社内ニートになって、会社で毎日ただ時間を潰しているだけの人はいませんか?
筆者も新卒で入社した会社で、事務系の仕事をやったことがありますが、ひどいときは出社して1~2時間で仕事が終了し、後は何もすることがない状況のまま1年半を過ごしたことがありました。
仕事をしているのも辛いですが、会社にいるのに仕事がない状況というのも辛いものです。
本編では、社内ニートとなっている場合、どのように時間を過ごしたらいいのか、どうすれば社内ニートから抜け出せるのかを現役転職エージェント勤務の筆者が解説します。
目次
社内ニートとは?

まずは社内ニートとは何かを解説をします。
社内ニートとは、出社はしているものの職場にいても仕事を与えられず、就業時間に仕事をするふりをして暇を持て余してしまう状態のことを指します。
なぜそのようなことが起きてしまうのかというと以下の状況が想定されます。
- 単純に仕事がない
- 仕事を指導する人がいない
- 人員が余っている
- その人に仕事を任せられない(業務能力が低い)
ちなみに、筆者の場合は「単純に仕事がない」でした。
社内ニートって暇そうに見えるので、他の社員に羨ましいと思われたり、給与泥棒だと揶揄(やゆ)されたりすることもありますが、社内ニートになるほうも辛いです。(身にしみて感じています)
社内ニートになったら何をすればいい?ゲーム、それとも勉強?

では社内ニートになった場合、どうやって時間を過ごせばいいのかですが、基本的に就業規定に反しない働き方をすることが重要です。
では、どんな過ごし方をすればいいのかというと以下の通りです。
- 仕事の勉強
- PCスキルを上達させる
- ネットサーフィン
つまり、仕事に関連させることができる、上司に対して仕事に関係ないと思わせないようなアクションを取ることが大事です。
社内ニートになっているということは、最悪のシナリオだけ考えると余剰人員だから要らないとクビになってしまうことです。
クビにならないようにするために、今は仕事がないけど、仕事をもらえたら全力でとりくめるという気概をアピールしておくと良いです。
ネットサーフィンに関しても、基本的には仕事に関する知識を習得できるサイトを読み漁るようにしましょう。
間違っても、パソコンに入っているマインスリーパー(最近のPCではあまりないようですが)やスマホゲームをやって時間を潰すということはおすすめしません。下手したら会社をクビになってしまいます。
筆者が社内ニートから抜け出せたのは、PCスキルが一定以上ある若手が欲しいという別の部署からのニーズがあったので、その白羽の矢が立ったからでした。
正直ラッキーでした。次の部署では相当苦労しましたが、そこの部署で経験できたことは筆者の人生の中で非常に大きなことでしたし、何より社内ニートから抜け出せたのでとても良かったです。
社内ニートを抜け出すには転職をしよう!

筆者の場合は、いわば社内異動で社内ニートを抜け出すことができましたが、全員に同じような状況が生まれるかというとそうではありません。
もし、社内ニートになったら、早々に転職することをおすすめします。なぜ、転職をおすすめするのかというと、以下の通りです。
- 貴重な若手の時代に社内ニートで過ごすのがもったいない
- 若い時は能力が未熟でも転職ができる
- クビにおびえなくて済む
では、それぞれ解説を加えます。
貴重な若手の時代に社内ニートで過ごすのがもったいない
20代の若手の時代は、色んな失敗が許されますし、いろんなチャレンジができます。なにより、年齢を重ねた時より、若い時の方が柔軟な頭の使い方ができるので色んな知識などを詰め込めます。
若いと言うだけでビジネスにおいては武器です。そんな20代という貴重な時代を社内ニートで終わらせてしまうのは、時間の浪費です。
20代だから社内ニートでも許されますが、何も仕事のできない30代、40代は会社にとってただの不良債権扱いをされてしまいます。
筆者は、そうやって不良債権と認定され、リーマンショックの時にクビにされた人を沢山見てきました。
そんなことにならないようにするためにも、若くて社内ニートになるなら、多少ブラックでも仕事ができる環境に身を置いた方が自身のためになります。
若い時は能力が未熟でも転職ができる
上述でもお話したように、若さは武器です。少子化が進んでいる現状もあり、20代、特に20代前半の第2新卒世代を採用したい会社はたくさんあります。
つまり、若いと言うだけで新たなチャレンジができるのです。
チャレンジできる場に身を置いた方が間違いなく成長します。社内ニートであり続けることは自分の成長を阻害しているといいってもいいでしょう。
働ける場所があるなら、無理に働けない場所に身を置く必要もないのです。
クビや暇におびえなくて済む
筆者の若い時は基本的にノー天気でしたが、それでも何もやることのない社内ニート状態はとても危機感を感じていました。
そのため、異動の依頼は常に出していましたし、無理やり仕事をするため色んなことをやっていました。
上述でもお伝えしたように、社内ニートになるとクビ寸前の社員だと言われているのと同じですし、会社で暇していると、それだけで不安になります。
ちゃんと仕事をもらえる環境に行くことで暇な状況への危機感がなくなりますので、そういう精神的安定を求めるためにも、転職して仕事のできる環境に行くことをおすすめします。
転職に関しては、以下の記事も参考にしてください。
転職エージェントに相談をして転職しよう

もし、社内ニートを抜け出したいので転職を決意したなら、転職サイトより、転職エージェントの利用をおすすめします。
なぜ転職エージェントを利用したほうがよいのかですが、以下の理由が挙げられます。
- 自身が社内ニートになっている要因を明確に分析するため
- 自分が社内ニートにならずに活躍できる求人を紹介してもらうため
大事なことは、社内ニートになって転職した後です。転職した後、次の会社で活躍するためには、なぜ社内ニートになってしまったかを明確に分析し、次の会社で同じようなことにならないような職業選択が必要です。
そのためには、プロに現状を伝え、より自身に合った求人を紹介してもらったうえで転職する方がより最適な転職をすることができます。
転職エージェントに関する記事は以下も参考にしてください。
まとめ
以上、まとめます
- 社内ニートとは、会社に所属し、出社しているのに仕事がもらえない状況
- 原因は複数あるが、いずれにしろ自身にとってマイナスであることに変わりはない
- 社内ニートになってしまったら、仕事に関する勉強をする、サイトをみるなどをして時間を過ごす(筆者はPCの勉強をしたおかげで社内ニートから脱出できた)
- 社内ニートで居続けるのは、時間の無駄!社内ニートになったら転職をしよう
- 転職の際は転職エージェントを利用しよう
社内ニートになってしまったら、自分自身に危機感を覚えますし、他の同僚、同期からも「あいつはダメな奴」だとレッテルを貼られて苦しみます。
しかも、時間という絶対に増やせない貴重なものを、浪費してしまいます。
安易な転職をすべきではないというスタンスで筆者はいますが、それでも無駄な時間を過ごしてしまうなら、転職をして、とにかく仕事ができる環境に身を置くことが大事です。
幸い、少子高齢化の影響もあって、20代、特に第2新卒層を中心とした若手世代を採用したいと考える会社は多いです。
もし、今社内ニートなら、転職エージェントの支援を受け、新しい環境で自分のキャリアを形成しようと考えてもらいたいです。
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