あなたの周りの職場で悪口ばかり言いふらす人はいませんか?筆者はあまり気にしていないせいかあまり悪口を言われたり、いじめられたりした記憶はありませんが、確かにそういうレベルの低い人がいるのは事実です。
また、そういう人ってあることないことを言うから結構ムカつきますよね!
では、悪口ばかりいう人はどういう人をターゲットにしているのか、またどうやってそんな職場いじめをする人に対処すればいいのかを現役転職エージェント在籍の筆者が解説をします。
職場いじめに悩んでいる人にぜひお読みいただきたいです。
目次
職場のおばさんはなぜあなたに悪口ばかりをいいふらす?職場で悪口のターゲットになる人の特徴

職場で悪口を言いふらす人というのはおばさん、お局さんなどというイメージがあると思いますが、職場いじめはどんな人をターゲットにしているのかを解説します。
見た目で弱そうな人
筆者はいじめの構造の根本は、マウント取りだと考えています。
その職場で長く働いている人、無駄に発言権が強い人が「俺、私は強いんだよ!」と弱い人に対してマウントを取る手段の1つが悪口であったり、職場いじめであったりすると考えています。
そうやってマウントを最も取りやすいというのは、見た目が弱そう、なよなよしている人ということになります。
見た目が弱そう、なよなよしている人というのは仕返しされたり言い返したりしなさそうだと考え、無意識的にターゲットにしているのです。
若い人
キャリアの浅い若い人も、悪口、いじめのターゲットにされやすいです。その背景は見た目が弱そうな人と同じです。最近ではかなり改善されてきていますが、社会はやはり縦社会です。
縦社会である以上、キャリアの年数がある人が、キャリアの浅い人をいじめるという構造が作りやすいという事実があります。
見た目が弱い、なよなよしている若い人は格好のターゲットであると言えます。
他の人と違う・個性的な人
日本というのは同一民族(厳密には同一民族ではありませんが)、島国根性というように同じような人がつるむというような傾向にあります。
そのため、他の人たちと明らかに異質な人材というのは悪口を言われたり、ハブられたりす傾向にあります。
小学校の頃、片親しかいない、ハーフ、家が貧しい、転勤してきた方言の異なる子供がいじめられるという構造がありましたが、それは大人になっても変わりません。
他の人と言動が異なったり、みんなと同じことをやらない異質で協調性のない人を排除するため悪口をいったり、職場いじめをするような傾向があります。
悪口、職場いじめの上手な対処法3選

では、悪口、職場いじめに対してどのように対処していけばいいのかを解説します。
上司・人事に報告する
悪口や職場いじめに対し相手にする時間そのものがもったいないと思いますが、嫌なものは嫌だと思いますので、そういう場合は上司、上司まで悪口に加担しているようであれば人事にその事実を報告すると良いです。
上司はその組織をまとめる役割を担っていますし、人事は社員が安心して働く環境作りがミッションとしてあります。そのため、彼らは悪口や職場いじめを横行させないようにする義務があるのです。
この時大事なことは、感情的にならず、事実を並べておくと良いです。
言われたことを録音したり、言われたことをそのままメモしてまとめたりしておくと、よりリアリティが伝わりますし、何も話さなくても由々しき事態であることが伝わります。
やり返す、言い返す
悪口を言ってくるおばさんたちや、徒党を組んで職場いじめをする人たちは、あなたが何もやり返してこない、言い返してこないという仮説を元に(意識はしていないのでしょうが)悪口を言ったり、職場いじめをしてきたりします。
そのため、無視をする、相手にしないというスタンスだと悪口、職場いじめがエスカレートします。
正しい対抗策としては、強気で「止めて欲しい」ということをはっきり伝えることです。先輩だろうが何だろうが、強い口調で言えば良いです。
仮に、強く反抗すると「先輩だぞ!」と言わんばかりに反抗されることも想定されます。その場合は、「本当に先輩であれば模範的な姿勢を見せるのがあるべき姿ではないのか」といった旨正論で言い返しましょう。
悪口を言ってきたり、職場いじめをしたりする人間に何一つ正当性がないですし、先輩なら後輩の模範になるというのがあるべき姿なのはどんなにバカな先輩でも理解をしますでしょう。
そういう人に対しては徹底的に正論で対抗することでぐうの音も出ないようにすることができます。(小学生なら口論で負けたら殴りかかってくるでしょうが社会人はそこまでやらないでしょう。)
ドラマの半沢直樹ではありませんが、不合理には徹底的に戦うという姿勢が大事なのです。
ハラスメントの対抗策については、以下の記事でも作成しています。ご参考にしてください。
酷くて耐えられないのなら転職して環境を変える
おばさんをはじめとした悪口や職場いじめに対して、上司や人事に言っても一向に改善しないし、反抗したら逆に返り討ちになるケースも当然想定されます。
仮に、上記のような状況になると、余計悪口や職場いじめがエスカレートする可能性があります。
もし、そうなったら「逃げる」という選択肢を取るのが最善ですので転職という方法を選びましょう。
そんな悪口や職場いじめは立派なハラスメントです。昔は、ハラスメントを受けて転職をする人に対して、採用企業は「我慢ができない人」ということで採用しませんでした。
しかし、今はハラスメントを理由とした退職に対して納得してくれる会社が増えてきました。
なぜならハラスメントに対して厳しい世の中になっているのに、ハラスメントで退職することを否定した場合、間接的にハラスメントを肯定したことになるからです。
それよりも重要なことは、悪口、職場いじめの材料になった暗い、なよなよしたキャラクターのほうが、好感をもたれない要因になります。
長い目を見たら、自分を良く見せるするために明るく振る舞い、小ぎれいな格好をするといったいじめられないような風体、キャラクターに変革する方が重要です。
筆者も昔は社内でなよなよしたキャラで通っていましたが、コミュニケーション能力を醸成させることで、変わることができました。(少なくとも周囲から変わったねと言われることが多いです。)
いじめられない、堂々とした人になるということも社会人として大事だということは認識しておきましょう。
コミュニケーション能力の醸成については以下の記事を参考にしてください。
まとめ
以上、まとめます
- 職場で悪口・職場いじめのターゲットは弱そうで若い人か、他の人と異質な人
- 悪口、職場いじめは放置せず、上司や人事に報告し、自らも戦う
- 上司や人事に報告し、自らが戦っても状況が改善しないのなら転職して逃げるのもアリ
- ハラスメントを理由とした転職は問題ないが、ハラスメントのターゲットになる性格が面接に落ちる要因となる可能性がある
職場で悪口に悩まされている人たちが対抗する方法は、しかるべき人に報告し、自らが戦うことです。仮に自分で行動した結果、悪口やいじめが悪化する可能性がありますが、何もしなくてもエスカレートする可能性があります。
だったらちゃんと戦うほうが解決に繋がります。仮に失敗したら転職すれば良いので、解決は可能です。しっかり戦いましょう。
そして、そもそも悪口を言われたり、いじめられたりする要因は、悪口を言いやすい、いじめやすいと思っているからされるのです。自身を持っていること、自分を改善する努力もしましょう。
悪口、職場いじめに正当性はありませんが、どの世界にもそういう低級な人間はいます。悪口やいじめがなくなるより、自分がターゲットにされないこと、されたら戦うという意識・意欲を持ちましょう。
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