仕事でのストレスで苦しんでいる、会社を辞めたいと思っている方はいるのではないでしょうか?実際、筆者も仕事のストレスで苦しんで休職をした経験を有しています。
では、仕事が苦しい、辞めたいと思うくらいストレスを抱えている場合はどのようにすればいいのかを現役転職エージェントで休職経験のある筆者が解説をいたします。
目次
仕事が苦しくて助けて欲しい!という人は仕事に行きたくない時は休むことが有効な3つの理由

結論から言います。仕事が苦しくて助けて欲しいと思ったら短期的にやることは休むことです。
では、なぜ休む必要があるのかというと以下の3つの理由が挙げられます。
心身的に良くない
仕事が辛い状態なのに仕事から離れられない状況というのは、例えが悪いかもしれませんが風邪をひいているのにマラソンをしているような状況です。
苦しすぎる状態の中苦しいことをしても心身を悪くしてしまうだけです。
精神的に苦しい状況になると、頭痛、吐き気、動悸などの病気と似たような状況が生まれます。そんな中働いたって症状を悪化させるだけなので、そんな状況になるくらいなら休んで心身を健康的な状態にした方が良いのです。
心身ボロボロの状態で働いていても成果を出せない
仕事は人や法人の課題を解決したり、喜びを作ったりするとてもクリエイティブな作業です。そういったクリエイティブなことをするためには心身的に疲労している状態ではうまくいかないでしょう。
仕事は心身健全な状況の中で行うことで成果に繋がりやすくなります。自身の成果のためにはしっかり休んだうえで心身をリフレッシュさせたうえで働くことが成果につながりやすいです。
単純にリフレッシュになる
仕事が辛いのなら、仕事以外の楽しいことに時間を使ったほうは心身に好影響を与えます。
実際、筆者の知人は仕事が辛くて何度もやめようと考えていたようです。しかし、仕事の休みが取れるときには平日に有給休暇を使ってとにかく旅行に行って仕事の憂さ晴らしをしています。
特に、夏場はラフティング、冬場はスノボと体を使うレジャーを満喫することで仕事の憂さを晴らせ、精神的に疲弊した状況を脱することでまたレジャーを楽しみたいという気持ちが強くなり仕事に邁進できるということでした。
辛い状態で仕事をしていると、どうしても気持ちが閉鎖的になってしまいます。その閉鎖された状態が続いてしまうと嫌な気持ちが継続してしまい、さらに精神的な辛さが悪化してしまいます。
そうならないようにするため休みを取ってリフレッシュをすることをおすすめします。
短期的な仕事のストレスは休んで回復する!でも長期的なストレスは休んだだけでは解決しない

短期的な仕事の辛さやストレスというのは休んだことで解決に繋がります。しかし、長期的な仕事苦しさ、ストレスというのはなかなか解決しないものです。
実際に筆者は社会人になった際にストレスに苦しんだのですが、その際は金曜の夜には非常に開放的な気持ちになるものの、土曜日になると憂鬱になり、日曜日には苦しくなり月曜には吐き気を催すという状況が繰り返されました。
つまり、1日2日休んだだけでは長期的なストレスを解決できないのです。では、どうすれば長期的な仕事のストレスや苦しみを解決できるのかというと以下の通りです。
仕事の能力を上げる
一朝一夕で仕事の能力を上げることは難しいですが、それでも周囲の先輩たちがその仕事をどうして続けられているのかというと、仕事ができるようになって精神的な余裕が生まれているからです。
実際、筆者も転職エージェントの仕事をはじめ、最初は成果が出なくて暗闇の中を進んでいる感覚を持っていました。
しかし、1つ1つ仕事を習得し、上手な仕事の進め方を覚えることで成果も着実に出て今では仕事を楽しめるようになりました。(疲れますけど)
とても大変なことですが、短期的にでも心身をリフレッシュして仕事の能力を向上させていくということが最終的には仕事を楽にさせるコツなのです。
残業をしないような業務管理を行う
残業に関しては体力的に疲れるのでやりたくないという人もいれば、残業代を稼げるので残業をしたいという人と2パターンいると思っていますが、残業をしない働き方をするほうが仕事のパフォーマンスが上がるのは間違いありません。
体力的な疲労というのは、精神的な疲労やストレスに結び付きやすくなります。実際、筆者が毎日22時まで働いていた時代はとにかくストレスが溜まっていたので飲みに行く回数が増えていたように思います。
ただ、仕事の能力が備わっていないのに残業をしない働き方ができるわけない!と思うかもしれませんが、仕事の能力が十分でないとしてもある程度残業をコントロールすることができます。
では、どのようにして残業をコントロールするのかというと、以下のことを行うことが有効です。
- 1日の仕事は出社してスケジュールを立てる
- 仕事の優先順位を決め、必ず今日やるべきことだけを決める
- 今返信する必要のないメールなどは極力放置する
- 1つ1つのタスクの手数を減らすために何ができるかを考え実行する
無駄な残業をしている人に共通していることは、無計画に仕事を進める傾向にあります。(筆者もかつて上司にその点を指摘され、多くの指導を受けたことがあります。)
無駄な仕事をせずに、最低限の労力で仕事をするために仕事の計画を立て、その計画に沿って仕事を進めるという癖付けをしておくことをおすすめします。
残業をせずに仕事を終わらせる方法については以下の記事でもご紹介していますのでご参考にしてください。
残業すると怒られるは当然!残業せずに仕事を終わらせる3つの方法
その仕事から離脱する(休職、転職、退職)
かつて筆者が感じたように、もう働けない・・・となった場合は勇気をもって仕事から離れることも主要な対処法の1つです。
実際、筆者は新卒1年目で仕事のストレスで苦しいと感じて休職をしました。
休職中は何もすることができなくて無駄な時間が増えてしまったのは事実ですが、それでも仕事のストレスから解放され、新たに仕事と向き合うことができました。
ストレスマックスの苦しい状態の中で良い仕事をしようと頑張ったところで、どうしようもないケースがあります。
そんな中で無理やり頑張るというよりは職場離脱という選択肢を取った方が遥かに自分にとってプラスに働くことを知っていただきたいです。
仕事が辛い時の対処法については以下の記事でもご紹介しています。
まとめ
以上、まとめます
- 仕事のストレスで苦しんでいるのなら、心身によくない上、仕事でも成果が出ない
- リフレッシュしたほうが遥かに良い仕事ができるので、辛いなら仕事を休むという行動は非常に大事
- 仕事ができる人になれば、仕事の苦しさから大きく緩和される
- 心身状態を良好に保つためには体が疲れていないことが重要なので不要な残業を控える
- 不要な残業をしないようにするためには計画的な仕事をし、仕事の無駄を極力減らすような取り組みが大事
- もう働けない!と感じるのなら職場離脱も立派な選択肢
日本ではかつて「24時間働けますか!」というキャッチフレーズが流行したように、休まず働くことが推奨された時代がありました。しかし、今は休むことも立派な仕事だという考え方が定着しつつあります。
心身が疲れた状態で仕事をしても仕事で良い成果を出すことはできません。短期的に休むことでリフレッシュできるのならしっかり休みを取って新たに仕事に向き合いましょう。
もし、慢性的に心身が疲弊しているのなら職場離脱も検討することが望ましいです。
目の前の仕事に集中できるような行動とは何か自身でまずは向き合ってみてはいかがでしょうか。
コメントを残す