好き嫌いを仕事に持ち込むのはダメ?好き嫌いが有効に働くケース3点

人の好き嫌いを仕事に持ち込んだらダメ!新卒で会社に入社した時、誰もが上司や先輩に教わることです。

しかし、現実的には上司の好き嫌い、仕事の好き嫌いを持ち込んでいる人は結構多いように見られます。

確かに、仕事の好き嫌い、人の好き嫌いを仕事に持ち込んでいい結果に繋がらないことのほうが圧倒的に多いです。一方で、好き嫌いを仕事に持ち込むことで、案外良い結果を生み出すことがあるのも事実です。

では、なんで好き嫌いを仕事に持ち込んではいけないのか、どんな時に好き嫌いを仕事に持ち込むと有効なのかを現職の転職エージェント勤務の筆者が解説をいたします。

仕事に好き嫌いを持ち込んではいけない理由

では、最初になぜ仕事に好き嫌いを持ち込んではいけないのかという点から解説をいたします。

仕事にならない   

会社は、仲良しクラブではありません。会社には多くの人がいて、どんなに仲が悪くても形式上、協力して仕事をしなければ成果を得られません。

会社から命じられた仕事があるのに「私あの人嫌いだから仕事したくない」という理由で仕事を断っていたら、仕事にならないし、そんなことを言ってしまえば職場放棄にもなってしまいます。

会社と言うのはミッション最優先で、自身の感情を優先してくれる場所ではありません。そう考えると、仕事に好き嫌いを持ち込むことは有効ではないのです。

嫌いな同僚と一緒に仕事をする方法は、以下の記事を参考にしてください。

相性が合わないのがストレス!嫌いな同僚と仕事をする3つの方法

上司は選べない

仕事をする上で一番多いのは、上司との相性が悪いケースです。

会社勤めをする以上、上司を選ぶことはできませんので、好き嫌いに関係なく自分の上についた上司とうまく連携を取りながら仕事をすることが求められます。

あくまでも筆者の感覚的なものですが、パワハラ上司であること、上司との連携が悪いなどの理由で転職を考えている人は非常に多いです。上司は選べないけど上司が転職の引き金になっていることは転職あるあるの1つと言えます。

とはいえ、上司を指名制にするということは今の会社組織上なかなかできることではないので、今の上司と良い関係を構築しながら仕事をするために自身があらゆる工夫をする必要があると言えます。

機会損失につながる

よく、この顧客のこと好きじゃないから連絡をしない、あえて避けているというケースもありますが、そういう理由で顧客との連絡を取らなくなると、売上に繋がらない、他社に売り上げを持っていかれるケースがあります。

筆者は新卒で証券会社に入社し、営業職に配属されましたが、その時の上司からは「態度の悪い顧客ほど通え!」と言われました。

その理由をその上司は「金持ちは、馬鹿みたいに人が寄ってくるからまともに相手をしてられないが、何回も通って顔を覚えられたら大金を預けてくれるから、苦手な人に会いに行かないのは大間違い!」と言っていました。

当時は「嫌だよ、そんな顧客に会いたくないよ」と思っていましたが、今振り返ると非常に理にかなった考え方だと感じます。

このように、対顧客、クライアントにおいても嫌いだから会わないというスタンスは仕事の成果を左右させる重要なポイントであると言えます。

仕事に好き嫌いを持ち込むのが有効な3つのポイント

一方で、仕事に好き嫌いを持ち込むことがメリットにつながるケースがあります。それはどういう時なのかというと、以下の3点が挙げられます。

仕事のやり方の好き嫌いで仕事を頼む人間を決める

ビジネス上のやりとりをする人を好き嫌いで選んではいけないということを伝えましたが、率直に言って仕事のできない人と一緒に仕事をすることは、自身の仕事の成功につながらないことが多いです。

実際、筆者は前職の転職エージェントでは法人担当専門でやっていて、転職希望者の面談を担当するキャリアアドバイザーは別にいましたが、自分の案件をお願いする人はある程度絞り込んで人材探しをお願いしていました。

はっきり言えば、仕事ができる人もいれば仕事ができない人がいます。仕事のできない人と仕事をするとろくな結果を生まないうえ、効率的な仕事ができないので、自分の仕事を任せる人を選べるなら選んだ方が良いです。

ダメな上司からは逃げてもいい

上司は色んな上司がいます。その上司と仕事をしてメリットがないと判断したら、転職して別の会社で再起を図ることもアリです。

では、ダメな上司とはどんな上司かというと、筆者の感覚では以下の上司です。

  • 罵詈雑言を浴びせてくるパワハラ行為をする(暴力行為を行う上司は論外)
  • 部下の手柄を全部自分の手柄にする
  • 自分の仕事をすべて監視してくる
  • 仕事の邪魔しかしてこない

正直、使えない上司とか性格が悪いくらいの上司なら完全に無視して、自分が思うように仕事をして成果を上げれば良いです。

上司が当てにできないなら、先輩や同僚と結託して良い仕事をするための工夫をすればいいだけなので環境まで変える必要はありません。

筆者は上司にどうやって、自分の取りたいアクションに対し「OK」を言わせるかを考えるのは割と得意な方だと思います。

しかし、上司がいるがゆえに、パワハラに怯え仕事ができない、頑張っても会社から評価されない、落ち着いて働けない、上司のせいで仕事の成果が出ないという状況なら、仕事をするメリットがないので環境を変えた方がいいです。

顧客は利益になる相手とそうじゃない相手で対応を決める

直感的な好き嫌いで顧客を選ぶことはあまり有効ではありませんが、ある程度取引をして、この顧客と仕事をしてもダメだなと判断したら、その顧客との取引の手を止めると言うのもアリです。

実際、筆者は以下のような理由で取引しなくなったケースがあります。

  • 企業規模、提示年収の割にやたらと高い採用要件を出してくる会社
  • 窓口となる採用人事がやる気がない、ちゃんと仕事をしない
  • ブラック企業

上記の顧客の中には、これまで多くの成約を出している会社もありました。

しかし、人事が変わって採用に対するやる気がない担当になったり、自社がブラックなのにそれをひた隠しにしていいことばかりしか言わかったりする会社は支援する価値がないと判断しました。

ダメな顧客と付き合うことで、自社のブランドを貶めたり、無駄な時間を生み出したりして、本来もっと高い成果が出せるはずなのに出せなくなってしまうと言う状況が生み出されます。

時間の無駄はビジネスにとって最大の敵です。

生理的に合わないとか、第一印象で一緒に仕事をしたくないと直感で判断するのは危険かもしれません。(話してて明らかにこの会社と付き合ってはいけないと判断できることはあります。)

しかし、ある程度やり取りをすることで、その顧客との商談に時間をかけてはいけない場合というのは必ず出てきます。そういった顧客を捨てる勇気を持つことも大事にしましょう。

まとめ

以上、まとめます。

  • 仕事で好き嫌いをしてはいけない理由として、好き嫌いを前面に出されたら会社として仕事にならない
  • 上司も顧客も選べないので、自分の好き嫌いで選んでいたら仕事にならない
  • ただし、仕事を優先するために、仕事のやり方の好き嫌いで、仕事のパートナーを選ぶのはアリ
  • 仕事の邪魔になる上司といるのなら、会社を見切っていい
  • 状況にもよるが、自分にとってメリットのない顧客なら切ってもいい

仕事にとって、最も忌み嫌うべきは無駄です。

好き嫌いをするがゆえに無駄な仕事が発生する、成果への機会を失うと言うのであれば好き嫌いを仕事に持ち込むことは厳に控えましょう。ただし、仕事に好き嫌いを持ち込むことが結果として無駄を無くすことにも繋がります。

大事なことは、目の前にある仕事の好き嫌いが無駄なことなのか、無駄を無くすものなのかを客観的かつ冷静に判断をすることです。

判断ができないのなら周囲に相談するのも良いです。無駄を無くして良い仕事をする、このシンプルな考えを前提に仕事を進めていくことをおすすめします。

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ABOUTこの記事をかいた人

関西学院大学卒業、1社目では大手証券会社に勤務  ・8か月でメンタルをやられ休職。 ・証券会社時代はお荷物社員として最低評価を受ける。「こんなひどい評価の奴初めて見た」とまで言われた。 以降、人材ベンチャー、大手転職エージェントに勤務し、2度の戦力外通告を受ける。 現職では、中小の転職エージェントでキャリアアドバイザー兼法人営業で2年連続で社内2位の売り上げを達成。前職退職時の年収450万円→2019年の年収は約1000万円 税金の支払いに苦労してます笑 【人物像】 ・ただの酒好き ・論理・理屈で物を考える 【記事の基本方針】 私のような最強のダメ人間でも、思考力、実力、環境を整備すれば それ相応の成果を出せるということを表現できればいいと思っています。 よろしくお願いします。