待っていても転職は近づいてこない!転職を20代で実現するために

20代の方で、新卒で入社したけど様々な理由から転職をしようと考えている方は多くいらっしゃると思います。

にも関わらずなかなか転職に踏み切れないという人もいるかと思います。筆者も初めて転職を決心してから、実際に転職するまでに5年かかりました。

では、20代の方は未経験の業界・職種に転職するために必要なこと、こころがけておきたいことを転職エージェントで働く筆者が説明します。

転職を踏みとどまる理由

20代で転職未経験の方がなぜ転職をしたいと考えているのに、転職を踏みとどまってしまうのかを説明します。

社内の人間関係が良い

社内の人間関係が良い、上司や先輩が自分のことを良くしてくれる場合、その会社から離れることがいいことなのか迷います。

実際、筆者は初めての転職の時、証券会社の地方の支店に居ましたが、上司や先輩後輩との関係は非常に良好で、このまま会社辞めなくてもいいなと思ったことが何回もありました。(支店長は死ぬほど嫌いでした笑)

転職は結構骨の折れる行為なので、目立つ不安や不満がないとなかなか行動に起こせないものです。

労働環境に大きな不満がない

労働時間が長い、サービス残業が多いといった労働環境の悪さは、転職したいという原動力に繋がりますが、そうじゃない場合は転職活動が面倒になり、気が付いたら活動することをやめている場合があります。

少なくとも筆者はそれが理由で2度転職活動を止めました。

転職活動には不満という原動力が必要です。

退職交渉をするのが怖い

上司と退職交渉をするのは嫌なものです。筆者もなんとかやりましたが、なかなか勇気がいりました。

筆者が知る限り、退職交渉に踏み切れないことが原因で会社を辞められず、内定取り消しになった人を二人知っています。

情けない話ですが、気持ちは理解できます。それだけ退職交渉は辛いことです。

行きたい会社で内定が出ない

筆者が転職に5年の歳月を要した一番の要因は、行きたい会社の内定がなかなか出なかったことです。最終面接には数社進めましたが、結局最後の最後で見送りとなりました。

面接が上手くない、面接でうまくいっても他の転職希望者と比較の結果見送りで行きたい会社に内定が取れずに転職できないというのは筆者に限らず起こりうることです。

変化が怖い、失敗が怖い

転職希望者にとって、職場環境が変わる、一緒に働く人が変わるというのは怖いことです。それを嫌がっていきなり転職活動を止める人は多いです。

今の職場が劣悪な環境だったら変化を進んで受け入れますが、そうでない良好な職場環境なら変化して悪化することを怖がって転職をしないケースも割と見られる傾向です。

転職未経験者が初転職で陥りやすいこと

転職をためらうという判断はある意味正しいです。なぜなら、世間一般で考えている転職のメリットと実情には乖離があります。

そこで次章では転職未経験者、初転職の方が陥りやすいことをお話します。

転職して年収は上がらない!下がると思った方は自然

転職サイトのCMで転職したら年収が上がったといった描写をしているケースが見られますが、あれは半分くらい嘘です。転職して年収が上がるのは業界経験者の即戦力です。

少なくとも未経験の業界職種で大幅な年収アップは見込めません。安くていいものを買いたいという消費者心理がありますが、企業側もその消費者心理があります。高い値段で採用してもらうなら、相応の付加価値が必要です。

転職でキャリアアップはあまり望めない

転職でキャリアアップを求めて転職をする人がいますが、転職市場にある求人でキャリアアップを目指せる求人は多くありません。

そもそも、自分にとってキャリアアップとは何かを明確にしていないのにキャリアアップ転職をしたいと思っている人が多く見られます。

筆者は転職面談の際、キャリアアップのため転職したいという人に対し、キャリアアップとはどういうことをイメージしていますかと聞くと、別の職種に移るか、年収を上げるかという2種類の回答が返ってくるケースが多いです。

しかし、職種転換のできる求人はほんのわずかで、年収アップするには現職の給料が著しく低くない限りは簡単には上がりません。

もちろん、卸・ディーラーからメーカーへ転職するといった転職はキャリアアップと言ってもいいので全くないとは言いませんが本当の意味でのキャリアアップできる求人はあまり多くはありません。

中途作用は原則、即戦力を採用するために行われることが多く、キャリアアップとは直接つながらないケースが多いです。

自己評価ほど自分の相場は高くない

会社の待遇に不満で転職をする人は多いと思いますが、転職エージェントや採用企業側は「なんでこんなに給料を貰えているのだろう」と思っていることが多いです。

つまり、評価されていない、もっと年収をもらいたいと思っているのに、現実は世間一般の評価からすれば今の会社で優遇されているという人が多いです。

大抵の場合、自己評価よりも自身の相場年収は低いです。その認識は持っておきましょう。

初転職は大体失敗する

色んなことを考えて、万全を期して転職しても、最終的に初転職を失敗してしまう人が多いです。

特に高学歴・1社目に大手企業に在籍した人は、2社目で会社規模が小さくなり業務範囲が広がると同時に社内の仕組みも標準化されていません。

つまり、忙しくなるし、不便な状態で仕事をして結果を求められることになります。そんな状態の中で結果を出せるかというとなかなか厳しいです。

筆者は2社目に社員数20人のベンチャー企業に行きましたが全然結果を出せずクビになりました。

転職が成功できたからといってそれはバラ色の未来を指すわけではないのです。

転職は慎重に!転職を成功させるために必要なこと

ここまでの話を総合すると転職なんてしないほうがいいのではないかと思う方も多いでしょう。その答えは半分合っています。無駄な転職はしないに越したことがありません。

それでも、転職を考えている人は、自分の未来に対して、このまま今の会社にいることがリスクだと感じているから転職を考えているのでしょう。

そしてその感覚も正しいと思っていいです。明確な理由をお伝え出来ませんが筆者の経験上、そのリスクは時間が経って形に現れます。

では、転職を考えている方が初転職を成功するために必要なことは以下の通りです。

転職をするための理由を明確にする

そもそもなぜ転職を考えたのかを今一度振り返りましょう。筆者が初めて転職した時の転職理由は以下の通りでした。

  • 証券会社の対面営業のビジネスモデルには限界がある(ネットに負ける)
  • 金融商品は好きだが、会社から販売を求められるものが嫌
  • 証券営業の細かいルールが自分には合わない
  • 転勤族になりたくない
  • 東京で働きたい

一方、転職したらどう転んでも年収100万円は下がるため、転職には二の足を踏みましたが、何もしなければ何も得られないのが明白だったため、年収を大幅に下げるリスクを受け入れ、転職を決意しました。

転職をする理由が明確にあるかないか、転職を考えるうえで必ず押さえておくべきポイントです。

転職して将来何を目指したいのか明確化する

転職してどんな働き方をしたいのか、どんな業界で働きたいのか、どうなりたいのか未来を考えましょう。

筆者は元々人事を目指していましたが、人事への転職ができなかったため、またとても興味をもったので転職エージェントに方向転換をしました。

結果として人事より転職エージェントという働き方の方が合っていると思い、人材という業界で働き続けています。

絶対その道で働き続けないといけないという訳ではありませんが、目先の変化だけ求めた結果、短期的にも将来的にも転職が失敗に転がってしまう可能性があるので自分の未来を見据えながら転職をしましょう。

現状維持は失敗以下!失敗を恐れずに行動する

結局転職しなければ現状維持ではいられます。でも、現状維持が失敗につながってしまうことがあります。

仮に筆者が働き続けていたら、今頃、もしくはあと10年後には失職してしまっていたのではないかと思います。

なぜなら、金融ビジネスはこれからITが主流です。株や投資信託は手数料の低いネット販売が主流になりますし、コロナウイルスをきっかけに人と人との接点が少なくなる時代を迎え、従来の証券営業のスタイルは時代遅れです。

そのような状況の中で活躍できない社員は働く場所を奪われます。おそらく筆者も働く場所を奪われていたように思いますし、モチベーションが低いまま働いていたでしょう。

筆者は結果として、証券会社を退職した後、2社目で働いたベンチャー、3社目で働いた大手人材会社のブラックな環境で働いた挙句クビになり、短期的には転職失敗者になりました。

しかし、その経験を生かし、今の会社ではトップコンサルタントの一人に名を連ねるようになりました。

現状維持は時として失敗以下の結果を生み出します。短期的な失敗を恐れず、長期的な目線で転職活動をするというのが大事なことだと自身の経験を通して学ぶことができました。

筆者の転職にについてはこちらの記事で紹介しています。

転職で失敗確率を減らすためには転職エージェントを利用しよう

ただし、筆者のように失敗を繰り返して転職を繰り返したくないと思うのは当然のことですし、失敗することをすすめたいとも思いません。

そのうえで、転職の失敗を減らすうえで一番効果的な方法があります、それは転職エージェントを利用して転職活動をすることです。

なぜ、転職エージェントを利用すると転職の失敗を減らせるのかというと以下の理由があるからです。

キャリアアドバイザーが自分の課題に合わせて求人を紹介してくれる

キャリアアドバイザーは転職支援に関わる意向を確認し、最適な求人を紹介するため転職面談を行い、内定を取れる可能性まで計算したうえで紹介します。

希望に合った求人で、内定の取れる可能性がある求人を紹介してくれるので面接に受からないというリスクを減らすことができます。

適正な指導をしてくれる

転職希望者の意向と、転職市場のニーズは一致しないことが多いですが、転職エージェントのキャリアアドバイザーは転職市場についての相場を理解しています。

業界経験、年齢にあった年収相場や転職の方向性に関して指導をしてくれるため、自身の認識のズレを指摘し、間違った道に行かないように指導をしてくれます。

ブラック求人が少ない

転職エージェントは一人頭の採用コストが転職サイトやハローワークと比較して高くつきます。

そのため、人材の入れ替わりの激しいブラック企業は損をしてしまうため、転職エージェントの利用を避ける傾向にあります

つまり、転職エージェントはブラック企業のフィルターとしても有効です。

おすすめの転職エージェントについては以下の記事を参考にしてください

まとめ

以上、まとめます

  • 明確な不満があればすぐ転職できるが、そうでない場合は転職にためらってしまう
  • 転職希望者の転職に対する希望と、実情がかけ離れていることが多いため転職は一歩間違えたらマイナスな結果になってしまう
  • 転職しなければ良くも悪くも現状維持だが、現状維持がマイナスになってしまうこともある
  • 現状維持が怖いなら、将来のビジョンを持って、失敗を恐れずに転職に踏み切ろう
  • 転職エージェントを利用すれば、転職失敗の可能性がかなり減る

転職をしたからバラ色の未来があるわけではなく、むしろ転職をして後悔することのほうが多いかもしれません。

しかし、筆者のように、現職に居続けることで閉塞感を感じてしまうなら現状維持は大きなマイナスです。多少リスクを取っても20代のうちに転職をしましょう。30代では未経験転職はほぼ不可能です。

転職エージェントの利用である程度のリスク回避は可能です。何事にも安定はありません。しっかりリスクをとった人間というのが成功へ導くことができます。

転職はリスクがあることですが待っていても何も変わりません。転職の必要があると思うなら、転職エージェントに相談し、自身の目指す方向へキャリアチェンジをしましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

関西学院大学卒業、1社目では大手証券会社に勤務  ・8か月でメンタルをやられ休職。 ・証券会社時代はお荷物社員として最低評価を受ける。「こんなひどい評価の奴初めて見た」とまで言われた。 以降、人材ベンチャー、大手転職エージェントに勤務し、2度の戦力外通告を受ける。 現職では、中小の転職エージェントでキャリアアドバイザー兼法人営業で2年連続で社内2位の売り上げを達成。前職退職時の年収450万円→2019年の年収は約1000万円 税金の支払いに苦労してます笑 【人物像】 ・ただの酒好き ・論理・理屈で物を考える 【記事の基本方針】 私のような最強のダメ人間でも、思考力、実力、環境を整備すれば それ相応の成果を出せるということを表現できればいいと思っています。 よろしくお願いします。