残業するなとうるさい!残業なしで仕事を完結する7つの方法

一昔前は残業しろといわれ、夜遅くまで残業させられることは当たり前でした。しかし、今は定時になったら強制的に仕事を終了させられ、残業ができなくなったという声が増えてきました。

では、なぜ残業ができなくなったのか、どうすれば残業をせずに大量の仕事を処理できるのか、現役転職エージェント勤務の筆者が解説をいたします。

なぜ残業できなくなったのか

なぜ残業ができなくなったのかですが、働き方改革で残業時間に関する規制の強化が行われたからです。

なぜ残業に関する規制の強化をしたのかというと、以下の通りです。

  • 労働者の健康の確保を図る
  • 女性、60歳以上労働人口を増やす
  • 男性が自宅で家事などに参加できるようにする

労働者の健康面の確保はもちろんのこと、働き方改革では女性や60歳以上の方が働ける社会を作り、少子化による経済的ダメージを最小限にとどめようというのが働き方改革の趣旨です。

そして、働き方改革を行うにあたり、旧来の法律だと、結果として何時間でも残業がさせられる仕組みになっていたので、女性や60歳以上の方が働くのは難しくなるということから労働基準法の残業規制を強化したのです。

ではどう変えたのかですが、前提として労働者は1日8時間、週に40時間までしか働くことができないと労働基準法で定められています。

ただし、それでは会社側が顧客から依頼された業務を遂行できなくなってしまいますので、救済措置として労使間の合意があれば月間45時間、年間360時間まで残業をさせてもいいという特別ルールを設定しました。(これを36協定といいます)

しかし、この36協定の最大の問題は、月間45時間、年間360時間以上の残業についても労使間の合意があればできるようになっていて、その上限に制限がなかったのです。

そこで今回の働き方改革においては、労使間の合意があろうと政府は年間の残業を最大720時間までと定め、明確に残業可能時間の上限を決めたのです。

しかし、働き方改革で行った法律改正は、残業時間の規制はするものの、残業を禁止するというものではないのに各企業が残業を社員にさせないようにすることは疑問が残りますよね。

これに対し、筆者の見解だと以下の通りです。

  • これを機に無駄な残業代を出さないようにするため
  • 社員を大事にする会社にしたいという会社内部の動き
  • お国に目を付けられたくない
  • 政府の方針に従っているホワイト企業アピール

残業を当たり前にさせていると従業員に残業代を払うことになってしまいますので会社としてはコストがかかってしまいますし、社員の健康問題などを背景に残業を問題視する役員や人事はそもそも一定数いました。

そういう状況下で働き方改革が出たということは、社内の残業を改革するうえで絶好のタイミングと言えます。

また、サービス残業をさせている会社にとっては、国やお役所に目を付けられたくないし、残業させないことで会社外にホワイト企業だとアピールできるという思惑もあります。

兎にも角にも今まで美徳とされていた残業が悪だと見なされるようになったと言えるでしょう。

労働者は残業ができなくて困っている

こうして、政府の方針、および各企業の色々な思惑の中労働者は残業が禁止されるようになりました。しかし、残業ができないことで労働者はとても困り果てています。

では、どんなことに困っているのかというと以下の通りです。

残業代がもらえない

残業がなくなると残業代がもらえなくなります。

実際、残業することで時給の1.25倍の残業手当がもらうことができますので、給与を時給換算して1500円だったとすると1時間残業することで1875円になり、月間30時間残業すれば56250円です。

上記の試算のもと年収に換算したら、残業代だけで70万円近く稼いでいたことになるので、これまで残業ありきで家計を作っていた人は残業がなくなることで生活に深刻なダメージを受けてしまうことになるのです。

仕事が終わらない

残業を減らせと言われても、社内人材を増やすわけではないので、結局仕事の負荷は変わらないということになります。

それなのに残業ができないとなると仕事が日々溜まっていくことになります。

それでも会社から残業するなと言われると、残務が蓄積され、精神衛生上良いとは言えない状況が続いてしまいます。

こそこそ残業をしないといけない

残業はしてはいけないけど、仕事は山積しているし、このまま放置するわけにはいかないとなった場合、ノートパソコンを持ち帰り、残業代も出ない中、貴重なプライベートな時間を切り売りしながら仕事をしなければならなくなります。

会社が残業するなと言っても、仕事は無くならないし、仕事の責任からは逃れられません。結果、会社の目を盗みながら仕事をする羽目になるのです。

残業をしなくても仕事を終わらせるためにやって欲しい7つのこと

会社から残業するなと言われる以上、残業しないで仕事を終わらせる方法を考えないといけません。では、どうすればいいのかですが以下7つのことをやってみてもらいたいと思います。

出社したら一日の計画を作る

まず朝出社したら、いきなり仕事に取り掛かるのではなく、今日1日やらなければならない仕事を書き出して、どの仕事をどの順番でどのくらい時間をかけるのかを紙に書いていきましょう。

紙に1日の仕事計画を立てることで、仕事全体をコントロールすることができます。出社したらまず自分の仕事を把握し、効率よく仕事を進めていきましょう。

仕事の優先度をつけ今やるべき仕事だけやる

仕事には、今やらなければならない仕事とそうじゃない仕事があります。

仕事の重要度を見極め、優先順位を付けたうえで今やるべき仕事にのみ集中しましょう。

頼める仕事は誰かに頼む

仕事の中には自分がやらなければならない仕事とそうでない仕事があります。

自分がやらなくていい仕事は、可能な限り他の人にお願いをして自分がやるべき仕事に集中しましょう。

完璧な仕事をしない、スピード感を重視する

仕事に取り組むと、100%の出来で提出をしようとする人がいます。しかし、それは仕事のスピード感を削がれてしまいます。

仕事をする上で重要なのは、スピード感を持って取り組むことです。

たとえ、仕事が感覚的に6~7割の出来だとしても、上司等のフィードバックで完成に近づけることもできますし、どうでもいいミスは割と看過される傾向にあります。

仕事を依頼した人は、早く仕事を完成させて欲しいということを思っていますので、スピード感をもって対応するとそれだけで喜ばれます。

以上の点から、仕事における完璧主義はなくしましょう。

余裕のあるスケジュールにする

大半の会社では1日の就業時間が8時間となっています。しかし、8時間集中できる人はそうそういません。一説によると、8時間のうち集中できているのは3時間しかないという学説もあるくらい、人間の集中力は大したことがありません。

そのため、8時間あるから8時間フルで業務を詰め込もうとすると、思った通りに仕事がすすまず、どんどん仕事が後ろ倒しになります。

1日を4~5時間くらいしかないという感覚で業務のスケジュールを組んでいきましょう

整理整頓をしましょう

稀に机が汚くても異常に仕事ができる人がいますが、仕事のできる人の大半は整理整頓上手です。

なぜかというと、普段から整理整頓のできる人は、頭の中も整理整頓する癖ができているからです。裏を返せば整理整頓の習慣ができていない人は、頭の中の整理整頓もできないということになります。

一見仕事ができることと関係ないことかもしれませんが、整理整頓の癖はちゃんとつけておきましょう。

ショートカットキーなどを使い、PCの操作を減らす

今の時代、PCを使って仕事をします。そのため、PCをうまく使いこなすことが重要です。PCを使いこなす1つの方法として、代表的なショートカットキーを覚えて頂きたいです。

例えばコピー&ペーストを行う際、マウスを使う方であれば、右クリックをしてコピーをし、もう一回右クリックをしてペーストを押すと思いますが、ショートカットキーを用いたらCtrl+C でコピー、Ctrl+Vを押せばペーストが完了します。

おそらくこれで作業を1~3秒くらい短縮できるはずです。そして作業量が増えれば増えるほどこの1~3秒の積み重ねが業務時間に響いてきます。

作業を短縮させるためには、基本的にマウスは使わないというのができる人たちの共通認識です。ショートカットキーをある程度覚え、作業スピードそのものを上げていきましょう

まとめ

以上、まとめます。

  • 残業ができない時代がやってきた
  • 仕事が残っているのに残業できないという矛盾した指示が出され、労働者は混乱している
  • 7つの方法を用いて仕事を定時で終わらせる技能をつけよう

残業をたくさんして多くの時間を仕事に割いた人が偉いとする従来の日本人の価値観は崩壊し、時間内に仕事を終わらせ、要領よく仕事をする人が偉いという時代になってきます。

そういう時代に合わせ、要領よく短時間で仕事ができる人を目指していただけたら嬉しく思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

関西学院大学卒業、1社目では大手証券会社に勤務  ・8か月でメンタルをやられ休職。 ・証券会社時代はお荷物社員として最低評価を受ける。「こんなひどい評価の奴初めて見た」とまで言われた。 以降、人材ベンチャー、大手転職エージェントに勤務し、2度の戦力外通告を受ける。 現職では、中小の転職エージェントでキャリアアドバイザー兼法人営業で2年連続で社内2位の売り上げを達成。前職退職時の年収450万円→2019年の年収は約1000万円 税金の支払いに苦労してます笑 【人物像】 ・ただの酒好き ・論理・理屈で物を考える 【記事の基本方針】 私のような最強のダメ人間でも、思考力、実力、環境を整備すれば それ相応の成果を出せるということを表現できればいいと思っています。 よろしくお願いします。